アイスランドはクレジットカードが安心して使える国


Northern Lights over Black church at Budir, Iceland / diana_robinson

photo by Diana Robinson

世界最大の露天風呂温泉「ブルーラグーン」や、オーロラ鑑賞ができるスポットが点在するなど、観光客を魅了する北欧の国、アイスランド。

北緯63度の北極圏に位置するこの島国は、日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、氷河や火山をはじめとする手つかずの大自然が数多く残っています。

そのアイスランドでのクレジットカードの使いやすさは世界一と言っても過言ありません。カード払いが定着しており、両替の手間が省けると観光客にも好評です。

アイスランドはVISAとMASTERがあればほぼOK、JCBが使える店舗もある

アイスランドでは、VISAとMASTERならほとんどのホテルやレストランで使用可能です。さらに、JCBでも支払うことができる店舗もあり、日本人観光客にはとても便利。観光客が訪れる場所で、カード払いができない場所はまずないと言っていいでしょう。公衆電話や市内バスなどでカードは利用できませんが、これは日本でも同じです。

一方で、路上のフードスタンドや田舎の小さな店舗でもクレジットを受け付けるほど、店の格式や地域差も関係なくカード払いが普及しています。

スキー場のコーヒー1杯からカード払いが当たり前

旅行中、最も驚いた場所が、スキー場のとても小さな山小屋です。

一滑りを楽しんだスキー客らが暖を取るため山小屋に寄り、コーヒーを注文しました。コーヒーと言っても、おしゃれなカフェのように注文を受けてからマシンで準備するものではなく、すでにポットに入れられたものを、紙コップに注いで客に提供する簡素なもの。

1杯日本円で100円もしない値段でしたが、ここでもクレジットカードでの支払いが可能でした。コーヒーを紙コップに注ぐ時間より、クレジットカードを機械に通し読み取る手間の方がかかっているくらいです。

しかし、そこはクレジット大国アイスランド。客も少額のクレジット払いをすることにためらいもなく、店側も嫌な顔ひとつせず、カードを受け付けてくれます。日本だと、電子マネーは別として、100円程度のものでカードを切るのは躊躇してしまいます。

スリなどの被害が少なく、カード端末は目の前で操作してくれるので安心

カード払い先進国のアイスランドと言っても、スキミングなどの犯罪は観光客にとって気がかりです。しかし、アイスランドは一般的に治安が非常によく、スリなどの被害がそれほど多くありませんので、カードを安心して持ち歩けます。

さらに、支払いの際、カードの読み取り端末を客の目の前で操作してくれるので、店の奥でこそこそとカード情報を読み取られて悪用される心配も少ないのです。

アイスランドでは、両替は極力少額に抑え、クレジットカードの便利さを存分に味わえることができるでしょう。

 

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