ラスベガスの決して使ってはいけない「悪魔のATM」

ラスベガス

海外旅行中は、できるだけクレジットカードを利用するのが良いのですが、空港からホテルまでの移動のタクシー代や、キオスクでスナックや飲み物を買う時、ホテルでベルマンにチップを払う時などは現金が必要です。

私は旅行に行くと、現地通貨を次の旅行のために残しておき、次の旅行で前回の残りがなくなったら換金します。一番換金レートが良い入手方法は、現地のATMでクレジットカードの海外キャッシング枠を利用してキャッシングすることです。

ただし、行き先がアメリカ・ラスベガスの場合は、注意が必要です。

ラスベガスのカジノフロアのATMは、使ってはいけない

ラスベガスはカジノの街です。カジノでパーッとたくさんお金を使ってほしい、だから、どこのカジノフロアにもいたるところにATMが設置されています。カード会社の大きなロゴとともに「Game Cash」や「Quick Cash」と書かれていて、一見とても便利そうです。

でもこのATM、実は、ラスベガス・リピーターの間では「使ってはいけない、要注意のATM」と言われています。

このATMは、日本では違法になる、クレジットカードのショッピング枠を現金化できるものなのです!また、1回当たりの利用手数料も8ドルから30ドル、あるいはそれ以上です。少額で利用回数が多ければ多いほど損をする仕組みになっていることから、「悪魔のATM」と呼ばれています。

操作方法をしっかり知っていれば、安い手数料でキャッシングできるとの情報もあります。しかし、外国のATMを使い慣れていない方には、使い方は分かりづらいものです。カジノフロアにあるATMには近寄らないことです。

旅行中に使うかもしれないお金、たとえば数百ドルだけほしい場合には、この悪魔のATMではなく、健全なATMを探して利用しましょう。

普通の銀行のATMを使おう

健全なATMとは、普通の銀行のATMです。

私が直近で利用したことがあるのは、ファッションショー・モールの中にあるATMで、Bank of Americaかどこかのものだったと思います。2011年8月にJCBカードでキャッシングしました。

2015年11月現在は、MGMグランドホテルの近く「M&M World」の4階にもひとつ、あるようです。ATMの設置場所情報は「Bank of America」のサイトでを調べることができます。

銀行ATMは、利用手数料がかかったとしても1回2ドル程度です。日本円換算レートはその日の為替動向次第で決まります。

なお、出発する前には、お手持ちのクレジットカードに海外キャッシング枠があるか、また操作する際の暗証番号もしっかり確認しておくことをお勧めします。これがないと、現地ATMでのキャッシングサービスは利用できません。

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