荷物は乗継空港に置き去りに?カード付帯保険のおかげで助かった!

空港到着直後の飛行機 預入荷物が出てくるかは旅行者みんなにとって心配の種

飛行機で空港に着いた後、パスポートにスタンプを押してもらい、バゲッジクレームから流れ出てくるスーツケースやボストンバックから自分のものがあらわれるのを待っているときは、きちんと荷物が運ばれたか少し不安がよぎるものです。

しかし、多くの場合、預入荷物はきちんと目的地までたどり着いて、持ち主とともに旅行を続けます。
 
数々の旅行をするなかで、荷物が届かないというトラブルに巻き込まれたことは一度も遭遇することはなかったのです。しかし、ついにその“事故”が起きました。

南米から乗り継いで日本へ・・バゲージ・クレームから荷物が出てこない!

南米から日本に帰国する旅路は、乗り継ぎ3回、計4本のフライトでした。コロンビアの地方都市から首都ボゴタまでの国内線を皮切りに、ボゴタからパナマの首都パナマシティ、さらにオランダのアムステルダム、日本という1日がかりの長旅。

最初の2つのフライトはコロンビアのアビアンカ航空(AV)、パナマからはKLMオランダ航空(KL)でした。この2つの航空会社は、スターアライアンス、スカイチームとそれぞれ別々の航空グループに属していますが、コロンビアの地方都市でチェックインした際、荷物は最終目的地の日本まで直接運ばれるため、途中でピックアップする必要はないということだったのです。
 
グループの異なる航空会社間で荷物の受け渡しがうまくいくのか、幾分不安はありましたが、チェックインカウンターの職員の言葉を信じて長いフライトに乗り込み、24時間後ようやく日本に到着。しかし、待てど暮らせど預けた荷物は出てきませんでした。

それでも、ここは日本、バゲージ・クレームの前で待ちぼうけをしていると空港の地上職員が声をかけてくれました。事情を説明すると、即座に荷物のタグ控えから検索をかけてくれ、ボゴタに荷物が置き去りにされたままであることが判明しました。翌日以降の便で荷物は空港到着し自宅まで届けてくれるということで、身軽に自宅まで戻れると喜んだのでした。

荷物は遅れて無事到着しました。しかし、海外旅行保険には加入していないため、必需品を買うのは自腹に?

しかし、帰宅してみると、預入荷物の中に洗面用具や洋服など必需品が入っていることが判明し、一転ピンチになってしまいました。さらに悪いことに、海外旅行保険には加入していない旅だったため、保険会社での補償が受けられない状況でした。

JCBゴールドカード付帯の“荷物遅延用保険金”で約4万円が戻ってきました!

途方に暮れかけた中、JCBゴールドカードが2015年4月から荷物遅延用保険金として、衣料購入費などを補償するサービスが始まったことを知りました。これまではクレジットカードに付帯されている保険には含まれていなかった補償内容ですが、対象が拡大していたのです。

このカードの場合、到着後6時間以内に荷物が届かず48時間以内に代替品を購入した場合は2万円程度、到着度48時間以内に荷物が届かずに、96時間以内に代替品を購入したケースは4万円程度が補償されることになりました。これによって身の回り品を揃えることができて、当座をしのげました。

旅行で預け入れ荷物が到着しない場合は、荷物到着まで不便な思いをしながら我慢するのではなく、クレジットカードに付帯された、こうした保険のサービスも活用して、身の回り品を準備するのがよいでしょう。

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