麺類や飲茶が食べ放題、北京首都国際空港「エアチャイナラウンジ  ビジネスクラス」

2017年6月に東南アジア方面へ旅行した際に、経由地の北京首都国際空港(PEK)にある中国国際航空(CA)の「エアチャイナラウンジ ビジネスクラス」を利用しました。

エアチャイナラウンジ ビジネスクラスの場所

エアチャイナラウンジ ビジネスクラスは、主にエアチャイナが利用する国際線ターミナル3の出国審査を抜けて、Yの字型の右側すぐのあたりです。

ピザハット、ケンタッキーの上にあります。

案内板には多くの航空会社名

中国語で「国航公务舱休息室」と書かれた入り口付近の案内板には、スターアライアンス系航空各社の名前だけではなく多くの会社名が並んでいます。

プライオリティーパスも利用可

下の方にはプライオリティーパスの名前も見えますので、利用可能なのでしょう。

エアチャイナラウンジ ビジネスクラスへ

エスカレーターを上がると受付です。航空券にNH*G(ANAスターアライアンスゴールドメンバーの略)と書いてあるので、カードを見せなくてもラウンジに入れました。

席数は200以上あるでしょうか、かなり広いです。壁や天井など仕切りがないので開放感があり、その分空調がききにくいようで弱冷房くらいに感じます。

かなり広いラウンジですが、ちょうど昼時で、混雑していて席を確保するのに苦労しました。

客層は平日だからといってビジネス利用が多いわけではなく、一人旅に家族連れとさまざまです。地元の中国人は6~7割ぐらいのように思えました。

ドリンク類のコーナーを見てみますとソフトドリンク類の提供場所は2か所ありまして

コーヒー、ミルクティー、

ジュース(リンゴ、オレンジ)、

ミネラルウォーター、コーラ、スプライトなどです。あまり冷えてないのが残念です。

中国らしくお茶が鉄観音茶に龍井茶、ジャスミン茶、(中国の)紅茶に緑茶と揃っています。

アルコール類は1か所でバーカウンター形式の場所にありました。

昼間だからなのかバーテンダーがおらず客はセルフでチョイスして飲んでいました。

ビール(燕京と青島)にワイン、ウォッカ、スコッチ、ジン、ラム、スピリッツと日本とはバリエーションが違っていておもしろいです。老酒とか紹興酒なんかもあってもいいのではと思うのですが見あたりませんでした。

食事類はシュウマイやパオ(肉まん)、

麺類(あたたかい麺と冷麺のような?もの)、おかゆ、肉料理(青椒肉絲の鶏肉ver.)、炒飯と中国らしいものが多かったです。他に中国の即席カップ麺も4種類置いてあります。

もちろん、パスタやパン類、

フルーツやケーキもありましたし、

そのほかはビーフストロガノフなどもありました。

食事をするエリアは決められていて、その数も40席ほどと少なく、空き席を探している方も見られました。

ラウンジ内でのネットの環境は余りよいと言えるものではなく、専用回線もないような感じでした。国そのものがGoogleを遮断している(何度かやり直ししているとつながることもありましたが)ので、chromeを普段から利用している自分には不便極まりなく感じました。

コンセントも半分ぐらいのテーブルにあるのですが、ほとんどがFBタイプのみ利用可能なものでAやB、Cタイプも使える場所を探すのは苦労します。

新聞類や雑誌類は多めにありました。ほとんどが中国系ですがハングルのものもありましたし、日本経済新聞もありました。

帰国時にもこのビジネスクラスラウンジに立ち寄ったのですが、飛行機が大幅に遅延し出発時刻も迫っていたので入場を断られ。ペットボトルの水だけもらいました。

インターネットや電源、食べ物、飲み物などあるだけマシというと言い過ぎかもしれません。しかし冷たいものはきっちり冷やして欲しいですし、ネット環境も改善して欲しいところ。そういう点では他の空港のラウンジに劣るのが残念でした。

T3にはファーストクラスラウンジ「头等舱休息室」もあり(Yの字、左側の方)、後日調べてみると自分も利用可能だったことがわかりました。提供されているものは雰囲気などは同じという情報もあって、差は客の多さだけのようです。

☆☆2

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