JALマイレージの履歴を振り返ると過去のことがいろいろ蘇ってくる

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インターネットでJALマイレージのページにログインすると、いろいろなデータを見ることができます。

JALカード家族プログラムのデータ

まずJALカード家族プログラム。私の女房はこういうのを利用する名人です。これはJALカード会員限定のサービスで、家族がそれぞれ貯めたマイルを合算してくれて、家族で利用できます。

現在の有効マイル残高で調べますと、

  • 家族 70,966マイル
  • 個人 59,799マイル

と書いてあります。これだけあれば、女房・娘と3人で台湾旅行へ行くことができます。台湾へは一人20,000マイルで行けるからです。

見ると、

  • 生涯マイル 120,628マイル
  • 生涯搭乗回数 75回

“この生涯マイルは、地球4.8周、月まで0.3往復、総搭乗時間は役321.7時間に相当します”とあります。生涯マイルとはお得意様番号を登録後のJAL便搭乗実績の合計区間マイルのことです。

このページの下の方に、搭乗日、便名、区間クラス、区間マイルがすべて記載あります。そこには1998年から今まで17年間のJALでの全飛行記録が残っています。17年しかないことに驚きますが、その昔はマイレージが有名ではなかったのでしょうか。

リストを眺めていて思い出しました。それはJALマイレージに加入前の12年間は、中国へ通っていたからです。年3回くらいのフライトの大半は中国の飛行機会社でした。そのためマイレージを保有していなかったのです。リストを見ているうちにだんだん過去がよみがえります。

1998年にアジアの担当になって、初フライトがシンガポール。到着した直後に、ビジネス上のトラブルが発生し、とんでもない事態になってしまったとか。

輸入の仕事で、大阪から福岡へ行くとき、当時のソフトバンクの王監督と同じフライトで見かけて喜んだのですが、行った先のメーカーの社長が偶然王監督と同じマンションに住んでいて、またびっくり。マンション内の奥さんたちが毎日監督のお弁当を作ってくれたので、監督はお礼にその家族の子どもたちを試合に招いた、と王監督の人間性が伝わってくるような逸話を聞きました。

ところで区間マイルですが、中でも1フライトで1番大きい数字は、7,014マイルです。これはメキシコシティから日本への直行便です。娘がメキシコに留学し、その後メキシコの日本企業で5年間働いていました。メキシコには女房と2回ほど行きましたが、娘一人のメキシコ暮らしを心配したものです。

JALマイレージの履歴を振り返ると、過去のことがいろいろ蘇ってきます。仕事上のトラル、海外で病気、娘のメキシコ生活、などなど。しかし、そういうトラブル・苦労・心配は、JALの特典航空券が身替りになってわれわれに謝罪してくれています。特典航空券は、われわれに償い、トラブル・苦労を水に流し、それらを楽しい思い出にしてくれているのです。

ペンネーム:0829kt

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