鼻血と吐血で帰国できず、カード付帯保険で治療を受ける

トルコ

私は、トルコで医療通訳をしております、間(はざま)と申します。医療通訳をしておりますと、旅行保険の大切さを切実に感じます。

予期せぬことが起きた時、特に海外では、今、何をすればよいかを自分ではとっさに判断できないことが多くあります。そんな時に、旅行保険の海外サポートデスクに相談できれば適切な行動をとることができます。

日本に帰国する日、突然鼻血が出て止まらなくなる

2014年の11月、Mさんはお友達8人のグループでトルコに来られていました。10日ほどの日程で、トルコのあれちこちを回られた後、帰国日になりました。帰国便は、深夜便だったので、最終日もフルに予定を入れられていました。

実は、この方とは私は医療通訳としてではなく、一緒に来ていたお友達の友人として知り合いました。最終日に、イスタンブールの街をご案内していたのですが、夕方、お茶をしていたところ、急に鼻血が出たのです。
Mさんは、鼻の穴にティッシュを詰めました。

「のぼせたのかな」
とか、
「出きったら止まるだろう」
とか、話していましたが、4時間ほど経って、空港に行く時間になっても止まりませんでした。

血圧が高く、搭乗はドクターストップ

空港にクリニックがあるので、チェックインをしてから診てもらったところ、血圧が240/180もありました。降圧剤を点滴で入れても、220/180と下がらず、さらに舌下剤を投与されました。それでも、220/175とほとんど下がりませんでした。クリニックのお医者様に、このままでは飛んでよいという許可が出せない、と言われてしまいました。

結局、お友達だけで帰国していただいて、Mさんは、残ることになりました。ところが、空港のクリニックでは対症治療はできるものの、根本的な治療はできないというのです。

ここで、私は保険会社に連絡することを提案しました。というのも、保険会社にはキャッシュレスで治療を受けられる病院の情報があり、予約を入れてもらうとスムーズに診察が受けられるからです。

Mさんは日本のサポートデスクに連絡を取りました。深夜にもかかわらず、空港に近い総合病院に予約を入れてもらうことができました。夜中の1時にタクシーを飛ばして着いたアジュバーデン病院の救急外来でも、最初と同じ240/180という血圧で、病院に着くなり1リットル近い血を噴き出すように吐きました。飛行機に無理に乗らなくてよかったです。

循環器科や胃腸器科のお医者様に診察していただき、血液検査もしましたが、すぐにわかる原因は見つからないと言われました。

血圧が下がり、翌日に帰国

半日、降圧剤入りの点滴を受けたところ、145/90まで落とすことができたので、翌日の便でMさんは帰国されました。

カード付帯保険には、通訳サポートは含まれず

Mさんの治療費は、クレジットカードの旅行傷害保険でカバーされました。ただ、Mさんの契約だと、現地での通訳サポートは補償の中に入っていないということでした。治療費等は、クレジットカードで精算して帰国後、払い戻しをされたそうです。

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