海外でのクレジットカード使用から数年後に200万円の請求書が来た!!

Credit Card With Money Ver2
Credit Card With Money Ver2 / StockMonkeys.com

クレジットカードのスキミングの怖さ。それを知ったのは、海外旅行から数年後経ってからです。

請求が来たのは、海外で2回だけ使ったクレジットカード会社から

私はクレジットカードを何枚か持っており、なんとなく、それぞれの用途に分けて使用していました。日本で通常使うのは銀行で作ったカード、海外旅行で使うのは楽天カードと使用を決めていました。なんとなくしていた使用を分けることが、のちになって吉となりました。

2回の海外での使用には決済時の共通点があった

事件が起こる3年ほど前、アメリカに旅行に行ったときに食事代を出すのにクレジットカードを使いました。その時には何も変に思わなかったのですが、レストランのウエイトレスがお店のカウンターにまでカードを持って行って、計算を済ませたのをよく覚えています。

日本ではカードは目の前で使われるので、その違いではっきりと記憶しています。しかし、ほかの人のクレジットカードも奥で計算を済ませていたので、不審には思いませんでした。アメリカでの使用はこのレストランの1回のみです。それ以外は一緒に旅行した母のクレジットカードで支払いをしていました。

アメリカからの帰国後の1年後、事件の2年前、韓国に旅行に行きました。韓国では現金が好まれるために、現金に換金して使っていました。カードを使ったのはホテル代を支払った時だけでした。

若い人がふたりカウンターにいました。ホテルのカウンターにもキャッシャーはあるのにカウンターの後ろに行ってから計算を済ませてきました。が、悪い印象はなかったので疑いもしませんでした。

海外のクレジットカードの使用はこの2回のみです。もともと楽天カードが必要で作ったのではなく、何かのキャンペーンで楽天カードに入会するとお得なことがあったので、作ったものでした。そのために、楽天カードをわざわざ使う機会はなく、国内で電話・ネット代などの料金を支払うのに使っていました。


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photo by Jon Bunting

楽天カードから200万円の請求書が来た!

韓国での旅行を終えてから2年ほど経ったとき、200万円の請求書が楽天カードから突然やってきました。はじめは何のことか全然わからずに、必死になって理由を考えました。よく請求書を見てみると、フランスでの買い物が行われていました。

内容はフランスの有名店での買い物。フランスには行ったことがないのに?

フランスで超有名ブランドであるシャネルやヴィトンなどで1回に40万円ほどの買い物が、数店にわたり行われていました。フランスにもちろん行ったことはないですし。クレジットカードを貸したこともありません。請求書を見たときにはかなり動転しました。

楽天へ連絡、保険が適用され200万を支払う必要はなくなった

どうしたものかと悩みましたが、とにかく楽天に電話をしました。はじめはなかなか担当者につないでもらえずにイライラしました。でも夕方に電話を取り次いでもらえました。フランスには行ったことがないこと、クレジットカードを他の人には貸しておらずにクレジットカードは手元にあるということを伝えました。

担当者は、上の人と話合うので時間が欲しいといい、次の日に電話がありました。は保険が適用されるので請求金額は支払う必要がないこと、クレジットカードを再発行することなどが伝えられました。

請求金額を支払う必要がないことを知って安心しましたが、同時に憤りがわいてきました。楽天の担当者の話ではおそらくどこかでスキミングされたとのことでした。楽天カードは自宅に保管していたために、上記に述べた2つの利用しかスキミングをされるタイミングはありません。どちらの人がスキミングを行ったにしても、自分のお金で買えないものを他の人のお金で買うという行為に腹が立ちました。

カードを使用して数年後にスキミングの被害にあうという恐ろしさを肌で実感しました。私のケースはたまたまスキミングされたカードを使った場所が限られていたので、どこでスキミングされたかが予想が付きますが、日常的に使っているカードであればスキミングされてもどこでされたかわかりません。

それ以来、クレジットカードの利用に慎重になった。

クレジットカードのスキミングの被害については知ってはいたものの、実際自分の身に起こると焦りと不安を感じました。この事件以来、海外でも日本でもクレジットカードの使用に慎重になりました。

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