「スターアライアンス世界一周特典航空券」の概要はこちらにまとめています。
先日から全力で取り組んでいた「スターアライアンス世界一周特典航空券」の予約ですが、滑り込みで3冊の発券に成功しましたので、ご報告を兼ねて共有させていただきます!
まずは西回りで1本確保!
1冊目のルートはこちらです。6月10日に予約しました。
HND-PEK-VIE / MAD-BOG / DFW-TPE-KIX-HND
- 総飛行距離:19,988マイル
- 必要マイル数:115,000マイル + 諸税71,690円
- 全区間ビジネスクラス
- 電話はわずか20分でつながり、無事に確保。(平日の15時台)
VIE〜MAD区間は1週間ほど余裕を持たせてあるので、現地ではマイルを使って自由に動こうと思っています。
一方、BOG〜DFW区間はビジネスクラスの空席がなく、エコノミーでつなぐと必要マイル数が145,000マイルに跳ね上がってしまうため、今回は別手配することにしました。
続いて東回りも発券成功!
2冊目のルートはこちらです。6月13日予約です。
NRT-HNL / EWR-WAW-ATH-ADD-BKK-NRT
- 総飛行距離:18,352マイル
- 必要マイル数:115,000マイル + 諸税74,910円
- 全区間ビジネスクラス
- 昼時にかけたためか、1時間10分待ちでようやく確保(平日の12時台)
ユナイテッド航空(UA)は、国内線のビジネスクラス特典枠を他社にほとんど開放していないため、HNL-EWR区間は別途手配することにしました。
なお、東京〜ホノルル間も太平洋横断ルートとしてカウントされるため、世界一周特典の条件は問題なくクリアしています。ここがちょっとしたポイントです。
西回りでもう1本発券!
3冊目のルートはこちらです。6月20日予約です。
後から日程変更しやすいよう、できるだけシンプルな構成にしました。
東回りは体の負担が大きいと聞いているので、3本目は西回りにしました。
NRT-TPE-BKK-AMS / WAW-ORD-HND
- 総飛行距離:19,555マイル
- 必要マイル数:115,000マイル + 諸税91,790円
- 全区間ビジネスクラス
- 9時5分に東京03の番号にかけて、1時間55分待ちでようやくオペレーターに繋がる
受付終了まであと3日ありますが、個人的にはこれで打ち止めとします。
南回りも検討したがボツに
南回りも検討してみたのですが、どうもワクワク感に欠けるうえに、うまくフライトがつながらなかったので今回は見送ることにしました。
発券までのリアルと学び
世界一周特典航空券の最大の難所は、やはり太平洋横断路線です。
大西洋横断と太平洋横断の両方を含めるのが発券条件となっているため、
この太平洋路線を押さえられるかどうかが、成功の鍵を握ります。
特に空席が出やすいのは、直前のタイミングか、来年3月以降の先日付。
私の場合、直前発券は現実的ではなかったため、年末以降の時期を狙って空席を探し始めました。
また、日本発にこだわらず、TPE(台北)やICN(ソウル)発も視野に入れると、
エバー航空(BR)やアシアナ航空(OZ)のビジネスクラスに空席が見つかる可能性が広がります。
アジア〜ヨーロッパ間については、エバー航空や中国国際航空(CA)などが比較的取りやすいのですが、
ANA便にこだわると極端にハードルが上がります。
「The Roomに乗りたい」といった希望はいったん封印して、空席のあるルートを狙いにいきましょう。
最終的には執念で引き寄せる
スターアライアンス世界一周特典航空券が発券できるのは、2025年6月23日まで。
今がラストチャンスでした。
世界中の“旅マイラー”たちが一斉に狙う中、特に太平洋横断路線の空席は本当に一瞬で蒸発します。
針に糸を通すような空席探しは難しくもあり、やりがいも十分。
心が折れそうになりますが、毎日検索を続けるうちに、空席発見のスキルも確実に鍛えられました。
“マイルは貯めるだけでなく、使ってこそ価値がある”——その信念を胸に、タイムリミットまで全力で駆け抜けます。
AIにできるのは、せいぜいルート選びのサポートまで。
本当に価値ある一枚を引き寄せるのは、人間の執念と直感、そして探究心。
それこそが、私のレゾンデートル(存在意義)です。