楽しみながらSFC修行のルール作り

航空会社の上級会員になるために、飛行機の乗りまくることを「マイル修行」などと呼んでいます。会社員で頻繁に航空機を利用する人なら仕事の移動でマイルをためていくことも可能ですが、マイル修行は、あくまでプライベートにこだわってポイントをためていきます。

航空会社の上級会員になるために、飛行機の乗りまくることを「マイル修行」と呼んでいます。会社員で頻繁に航空機を利用するなら仕事の移動でマイルをためていくことも可能ですが、マイル修行は、あくまでプライベートにこだわってポイントをためていきます。

まずは計画を立てる

マイル修行といっても飛行機に乗るのでそれだけ費用が必要です。たとえばANAマイレージバンクの場合、上級会員の目安となるのが永年で上級会員になることができるスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得するのが目的です。このSFCを取得するためには、1年間でANAの定めているフライトポイントを50,000ポイントためなければいけません。この50,000ポイントを単純にためるとなると東京と沖縄の間を11往復(一般席・普通運賃の場合)する必要があり、そのまま修行をしていたのではとんでもないお金がかかってしまいます。

(例)41,490(片道)×22回搭乗(11往復)=912,780円

そこで多くの修行をしている人は、できるだけ安くポイントをためるためにまるでパズルをするかのように計算をするのです。

修行僧によって異なるルール

航空会社の上級会員を目指している人を「修行僧」などと呼ぶ人もいますが、この修行僧も大きく4つの種類に分けることができます。

国内回数派

できるだけたくさんのフライトを飛んでポイントを稼いでいく人たち。東京と沖縄を1日に2往復するなど飛行機のできるだけ乗ってポイントを稼いでいく人です。

国内プレミアムクラス派

ANAでは、国内でもエコノミークラスの他にプレミアムクラスと呼ばれている上級シートを設定しています。このクラスはエコノミークラスで飛ぶよりも同じ区間であってもたくさんのポイントが貯まるんです。私自身も仕事があり、家族がおり、そんなに何度も修行のために家を空けることができないので、できるだけ少ない日数で効率よくポイントをためることができるこの派に属して修行をします。

国際線利用派

国内線は近距離のためにそんなに多くのポイントをためることができません。そこで国際線のロングフライトを利用して、一気にポイントを稼いでしまうという人です。有名なのが「シンガポールタッチ」という技で、東京を深夜に出るシンガポール行きの便に乗って、シンガポールに到着をした後、2時間後の便でその日の夕方に帰国をするという日程を組む人もいます。乗っている時間が非常に長いのでまさに修行と言われる所以になっています。

海外航空会社利用派

航空会社のポイントは1社でためることができるだけでなく、提携をしている航空会社を利用してもポイントをためることができることも多いです。日本国内では三大繁忙期と呼ばれている時期(年末年始、ゴールデンウィーク、お盆)があり、この期間は安い航空券が販売されません。そこでこの時期にしか休みを取ることができない人の修行が、海外に行ってそこから別の場所に提携をしている航空会社で飛んでポイントをためる方法です。海外発の航空券は、日本の休暇による影響を受けないため、安くポイントを稼ぐことができます。

私もいろいろなルールを検討して行った結果、自分に一番あっている方法を採用しました。しかしルールが決まっただけでは、修行はスタートしません。ここからさらに分析をしていくことが大切です。

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