ANAのマイレージは3年間という有効期限があるため、有効期限が迫っているマイレージを使って、母と2人で北海道の小樽に2012年10月に2泊3日で旅行しました。
マイレージはほとんど母のマイレージでした。ANAのマイレージは、配偶者またはANA会員の2親等まで譲渡できるようになっています。
母もANNの会員で、毎年1回はヨーロッパに往復していたため、飛行機に乗って貯めたマイルとANAのJCBカードで3年間貯めたマイルでした。
友人の母親がJALのクレジットカードを持っていて、カードでできる支払いはすべてJALのクレジットカードでしていて、1~2年に1度は特典航空券でヨーロッパに往復していると言う話を聞きました。JALのクレジットカードがあるなら、ANAのクレジットカードもあるはずと、ネットでリサーチしました。
ANAカードの中でも「ワイドカード」という、年会費は少し割高になりますが、マイルが貯まりやすくなったタイプのカードがありました。当時、私は海外に住んでいたため、日本でクレジットカードが作れなかったので、毎回ANAを利用していて、マイルを貯めている母にANAのクレジットカードを作ることを勧めました。
最初はカードを作ることに抵抗があったようですが、使い始めると、フライト以外でも毎月コツコツ貯まるのがおもしろくなったようで、公共料金や携帯電話などもカード払いに切り替え、クレジットカードで支払いができるお店はすべてのカードで支払いをするようになりました。
このようにして貯めた母のマイルが23,000マイルほどあったので、足りない分は私の有効期限が迫っているマイルから出すことにしました。
ANAのホームページの特典航空券のページで行きたい場所を調べました。
WEB限定ツアー「行きは飛行機、帰りは高価な寝台列車でゆっくりとANA寝台特急(北斗星またはカシオペア)プラン」と言うのをみつけ、飛行機だけではなく、列車の旅もできることに驚きでした。
また、ツアーといっても、すべてフリープランなので、すべて自由行動です。
母はサスペンス好きで、カシオペアがよくサスペンスの舞台になることがあるので、一度乗ってみたかったそうで、このツアーに即決しました。
北斗星だったら日程がたくさんあるのですが、カシオペアは10月の旅行だと数日しかなく、ちょうどよい日程で2名分空きがあったのでWEBで予約しようと思ったのですが、マイルの譲渡など複雑だったため、心配になり電話で申込みました。
オペレーターの方はとても丁寧に親切に対応してくださり、ウェブで空きの確認ができた通り、希望日で空席が2人分あったので、一人15,000マイルで予約ができました。
行きは、羽田空港から新千歳空港までエコノミークラスで、帰りは札幌駅から上野駅まで「カシオペアツイン」という、テレビの他、洗面台とトイレがついた個室でした。カシオペア内では、夕食はお部屋で食べられる「カシオペアスペシャル弁当」というボリュームたっぷりの3段のお弁当(料金別途一人3800円)を頼みました。
メインの函館観光の他にも、帰りの日は早めに札幌駅に行き、札幌観光もできて、上野駅には朝9時25分着だったので、スカイツリーに行ったり、六本木ヒルズに行ったり東京観光もできて、充実した2泊3日の旅行になりました。