2013年3月のハワイ島&オアフ島周遊旅行。ハワイ島はコナ・コーヒーの産地として有名です。
コナ・コーヒーのエスプレッソは聞いたことがないので、エスプレッソ好きの夫のために、トラベルクッカーとエスプレッソメーカーを持って行きました。
しかし、ホテルの中にあったコナ・コーヒーのスタンドでエスプレッソを買うことができましたし、コナの宿でも、朝食にコーヒーが付いたので、ハワイ島でのトラベル・クッカーの出番は、湯沸しのみでした。
オアフ島で、トラベルクッカーが壊れる
日程6日目、オアフ島のホテルに移動しました。そこで、
「コナ・コーヒー・ベルトの農園で買ったコーヒーを、飲んでみようか」
と「ピー・ベリー」というコナ・コーヒーを買いました、エスプレッソ・メーカーでも淹れられるように極細挽きにしてもらいました。
早速トラベル・クッカーにセットしたのですが、ここで、電熱器の部分がいつまでたっても熱くらないことに気付きました。電源をON/OFFしてみても変化なしです。ハワイ島では問題なくお湯を沸かせていたのに。どうやら、壊れてしまったようです。
残念ですが、帰国後までこのコナ・コーヒーはおあずけとなりました。
わたしのカード付帯保険?それとも夫のオーダーメイド保険?
帰国後は、すぐに海外旅行保険の保険金申請をします。
今回の保険は、私にはクレジットカードの付帯保険があったのですが、夫にははなかったので、夫だけ「損保ジャパンOFF」の「オーダーメイドプラン」で必要最小限の補償を選んで加入していました。
トラベル・クッカーの購入価格は5,000円程度だったので、修理にしても時価額になっても、補償される金額は数千円程度だろうと予想できます。
クレジットカード付帯保険を利用すると、1回の申請につき自己負担金が3,000円かかります。補償される金額はそれ以下になるかもしれません。
自己負担金なしの夫の保険に決めた
そこで今回は、自己負担金がかからない夫の保険に、夫名義で申請することにしました。
保険会社には夫が事故報告の電話をし、保険金申請に必要な様式等を郵送してもらいました。ツアーではなく個人手配旅行で、同行者は私だけなので、第三者証明の自認書が必要でした。
メーカーにトラベルクッカーを宅配便で送る
2013年3月15日に、トラベル・クッカーのメーカー株式会社カシムラに、修理について相談しました。故障時の詳細は、電話で伝えた他にメールでもカシムラに送りました。故障したトラベルクッカーはメーカーに送って、詳しく調べてもらうことになり、翌日に宅配便で送りました。
修理は不可能、「修理不能証明書」を発行してもらう
3月19日、メールで返信があり、故障の状態が分かりました。
「過熱保護用サーモスタット部に断線があり、本体が通電しない状態でした。原因は特定できませんでした。本製品は生産終了品です。部品が入手できないので、修理は不可能です」
とのことでした。残念ですが仕方がないです。
またこのとき、数ヵ月後に後継機種が発売されることも教えてもらいました。
「トラベル・クッカー」という製品自体、作られているメーカーがもともと少なく、自分で調べた時にはよい製品が見つからなくて、今後どうしようかと思いましたが、少し待てば新しい機種が買えると分かって、少し安心しました。
トラベル・クッカーはそのまま廃棄してもらうことにし、「修理不能証明書」をPDFデータにしてメールで送ってもらうことになりました。同日中にすぐ対応してもらうことができました。
旅行保険会社の方へは、翌日には必要書類を揃えて郵送しました。
口座に保険金2,000円が振り込まれる
3月28日、指定した銀行口座に2,000円が入金されました。夫が加入した海外旅行保険の金額ぐらいの補償額でした。しかし、せっかく加入した保険ですから、有効に利用できてよかったことにします。