747 flyover 10-7-12 4 / THE Holy Hand Grenade! photo by Paul Sullivan
海外に長期滞在する予定の人は、片道だけでチケットを用意したいといった人もいることでしょう。
最近ではエアーアジアX(XJ)など格安航空会社で片道ずつチケットを手配することが可能となっていますが、基本的にチケットについては往復販売となっており、また片道で買うと逆に割高なことから「往復を買って片道を捨てる」といった人も少なくありませんでした。実にもったいない話ですが、チケットについては有効期限もあるのでその点については注意が必要です。
我が家でも夫の仕事の関係で、片道でチケットを用意するタイミングが訪れました。
夫はタイに赴任となり、もちろん会社からチケット代の手当てが出ていたのですが次の帰りがいつかわからないのでひとまず片道で手配したいという話になったのです。
私(妻)は幸い独身時代からユナイテッド航空(UA)のマイルを貯めていました。独身時代はマイルが溜まり長期休暇があれば海外へ旅行するといったスタンスで往復チケットを何度か無料で手にいれたことがありました。しかし片道となると予約したことがないので、取れるのだろうか?と疑問に思っていたわけです。
ユナイテッド航空のマイルでタイへの片道チケットを手配
ユナイテッド航空の公式サイトを見ると、片道で取れることがわかりました。また自分のチケットしか取ったことがないのですが、マイルは譲渡も可能であり、家族はもちろん友人などのチケットも手配することが可能です。
結果として私のマイル名義で夫のチケットを確保したわけです。
夫のチケットですが成田(NRT)→タイ(BKK)の片道で予約しました。時期も9月末だったことから空席も多くすんなり取れました。
夫は東京在住のため東京出発の直行便1本で取ったのですが、同じマイル数で地方からの出発の場合、ANAに空席がありまたマイルが使える時期なら例えば北海道の新千歳空港(CTS)なら新千歳空港→成田空港(または羽田空港)→タイで東京→タイの片道分と同じマイル数で予約することが可能となっています。地方のほうは成田空港までの移動費も馬鹿にならないと思うので、この方法は大変お得といえます。
またタイの場合はノンビザ入国の場合帰りのチケット提示を求められるケースがあるといわれ、帰りのチケット(30日以内のもの)を用意しておく必要があります。これは旅行代理店で発行された仮予約でもOKとのことです。
つまり仮予約で発券してもらいその後キャンセルして、仮予約のチケットを手にいれれば問題ないというわけです。
夫の場合も上記方法で帰りのチケットを準備してタイ入りしました。そのときは運がよかったようで、特段帰りのチケットはチェックされなかったそうですが、2014年現在タイは軍事政権になってから空港でのチェックも強化されたため帰りのチケットについても必ず持ち歩くことをおすすめします。