【エア・インディア】Flying Returns(フライング・リターンズ) お手軽価格でインドへ飛んでマイルを貯める

Mark Harkin

「Flying Returns(フライング・リターンズ)」は、スターアライアンス加盟エア・インディア(AI)のマイレージプログラムです。デリーやムンバイ、インドの地方都市、香港などに行く機会が多い方におすすめです。

インドに直行便で飛べるエア・インディア

エア・インディアは、2017年に日本就航から62年を迎えました。

インドのムンバイに本拠地に置く航空会社で、チャットラパティー・シヴァージー国際空港(BOM)とインディラ・ガンディー国際空港(DEL)がハブ空港です。成田空港(NRT)と関西国際空港(KIX)に就航し、デリーまで直行便が出ています。

エア・インディアは、比較的安い価格で航空券を販売しています。インド国内の地方都市への移動にも便利な航空会社です。

コードシェア便を含めると世界の数多くの都市に飛び、日本―香港間も結んでいます。

ビジネスクラス以上ではフルフラット座席も

機材によってはビジネスクラス以上で座席がフルフラットになり、ゆったりと横になって休めます。

エア・インディアのマイレージプログラム”フライング・リターンズ”について

フライング・リターンズでは、エア・インディアやスターアライアンス加盟の航空会社やコードシェア便のフライトでマイル(FRポイント)が貯まります。

シティバンクやアメリカンエキスプレス、ITCウェルカムグループホテルズ、SBIカードなどのパートナーサービスの利用で、獲得したポイントをフライング・リターンズのマイルに移行できます。

獲得したマイルは、特典航空券への交換や、座席のアップグレードに利用できます。

特典航空券は誰でも利用可

マイルと交換する特典航空券は家族や友人など誰でも利用できます。ただし、利用にはいくつか条件があります。

子どもと大人は同じマイル数

お子さま用の特典航空券と交換する場合、大人用と同じマイル数が必要です。

有効期限は、36か月

フライング・リターンズのマイル有効期限は36か月です。例えば、2017年1月3日に獲得したマイルは2020年1月31日まで利用できます。

マイルは予約クラスによって加算率が違う

フライング・リターンズのマイルは、購入した航空券のセクターと予約クラスによって加算率が違います。

例えば、東京―デリー間の片道で獲得できるマイル数は、エコノミークラスの予約クラスによって450マイルから5,625マイルまで幅があります。東京―デリー間の基準マイル4,500マイルに、予約クラスごとに異なる加算率をかけて獲得マイル数が決まります。

国内線のマイル加算率
  • ファーストクラスの予約クラスFで基準マイルの300%、Aで250%
  • ビジネスクラスの予約クラスCで200%、Dで175%、Jで150%、Zで110%
  • エコノミークラスの予約クラスY、B、Mで100%、H、K、Q、Vで75%、W、G、L、Uで50%、T、Sで25%、Eで10%
国際線のマイル加算率
  • ファーストクラスの予約クラスFで基準マイルの300%、Aで250%
  • ビジネスクラスの予約クラスCで200%、Dで175%、Jで150%、Zで110%
  • エコノミークラスの予約クラスY、Bで125%、M、Hで100%、K、Q、V、Wで75%、G、L、Uで50%、T、Sで25%、Eで10%
ANAマイレージクラブの場合

ANAマイレージクラブでANA便を利用する場合、東京―デリー間の基準マイルは3,656マイルで、国際線の加算率は

  • ファーストクラスの予約クラスF、Aで150%
  • ビジネスクラスのJで150%、C、D、Zで125%、Pで70%
  • エコノミークラスのY、B、E、Mで100%、U、H、Qで70%、V、W、S、Tで50%、L、K、Gで30%

インドに出かける機会が多く、ファーストクラスやビジネスクラスを利用する場合、ANA便よりもエア・インディア便の方が効率よくマイルを貯められます。

マイルの事後加算

フライトマイルの事後加算は、入会後のフライトはフライトから6か月以内なら可能です。フライト後、一定期間が経過してもマイルが反映されない場合は、問い合わせてみてください。問い合わせ時に、搭乗券や航空券のコピーのEメールで送付を求められることがあります。

燃油サーチャージ、空港税は別途支払い

フライング・リターンズの特典航空券は、燃油サーチャージ、空港税等の支払いが必要です。
 

予約はオンライン、コールセンター、ブッキングオフィスにて

特典航空券は、オンラインもしくはコールセンター、またはエア・インディア・ブッキングオフィスで予約できます。

特典航空券と交換時の必要マイル数

例えば、フライング・リターンズでエア・インディア便の東京―デリー間往復特典航空券の必要マイル数はエコノミークラス(予約クラスX)で45,000マイル、ビジネスクラス(I)で90,000マイル、ファーストクラス(O)で112,500マイルです。

ANAマイレージクラブの場合

ANAマイレージクラブのANA便国際線特典航空券では、東京―デリー間往復特典航空券の必要マイル数は

  • エコノミークラスのローシーズンで30,000マイル、ハイシーズンで38,000マイル
  • ビジネスクラスのローシーズンで55,000マイル、ハイシーズンで63,000マイル
  • ファーストクラスのローシーズンで105,000マイル、ハイシーズンで114,000マイル

ですが、フライング・リターンズのマイル加算率はANAマイレージクラブよりもはるかに高いので、ANAよりフライング・リターンズの方がお得です。

マイルは購入可能

 
フライング・リターンズでは、特典航空券に交換するマイルが足りない場合、1マイルをRs.1.25(ルピー)でマイルを購入できます。

期限切れのマイルは、購入の60%の金額で復活可能

2015年以降に期限が切れてしまったマイルは、期限が切れてから9か月以内であれば、1マイルを60パイサ(1ルピー=100パイサ)で3か月間延長できます。

フライング・リターンズ上級会員制度

フライング・リターンズには一般会員のほかに、シルバーエッジクラブ、ゴールデンエッジクラブ、マハラジャクラブの4種類の上級会員の制度があります。

上級会員資格を獲得するには、1年間に一定数以上のマイルを貯める必要があります。上級会員の特典は以下の通りです。

シルバーエッジクラブ

15%のボーナス、無料手荷物の追加、優先チェックインおよび優先搭乗、シルバーエッジクラブ招待時にアップグレードバウチャー1枚を付与等

ゴールデンエッジクラブ

25%のボーナス、無料手荷物の追加、優先チェックインと優先搭乗、ラウンジの利用、ゴールデンエッジクラブ招待時にアップグレードバウチャーを2枚付与等

マハラジャクラブ

30%のボーナス、無料手荷物の追加、優先チェックインと優先搭乗、ラウンジの利用、マハラジャクラブ招待時にアップグレードバウチャー3枚付与等。

上級会員資格有効期間は12か月間

フライング・リターンズの上級会員資格有効期間は12か月間です。

インドへよく飛ぶなら、エア・インディアのフライング・リターンズ

フライング・リターンズは、インドに旅行や出張に出かける機会が多い方におすすめのエア・インディアのマイレージプログラムです。

タイトルとURLをコピーしました