希少動物の宝庫とされる南米エクアドルのガラパゴス諸島。南米大陸から西へ900キロほど離れた太平洋に19ほどの島が浮かび、動物たちの楽園となっています。
ガラパゴス諸島への旅行方法3つです。
日本での人気の高いガラパゴス諸島への旅行ですが、訪問する方法は主に3つ。
- まずは、日本からガラパゴス諸島を訪れるプランが組み込まれたツアーに参加すること、
- 2つ目はエクアドルの首都キトや最大の都市グアヤキルの旅行代理店でパッケージツアを申し込む。
- 最後に、ガラパゴス諸島まで自分で飛行機を手配して向かう方法です。
ツアーが高額なため、自力で飛行機を手配してガラパゴスへ旅立ちました
ガラパゴス諸島は、世界有数の観光地で、訪問者が途切れることがないくらい人気のスポットです。
当然ながら、ツアー料金も高額で、島々を巡るクルーズは何十万もする商品も売り出されています。さすがに、この手のツアーには予算上参加できなかったため、ひとまず自力で航空券を抑え、ガラパゴス諸島の1つサン・クリストバル島に向かいました。
ホテルの予約もせずに空港に降り立ちましたが、そこは世界的な観光地、空港でホテルの呼び込みをしているに違いないと高を括っていましたが、飛行機のタラップを降り、建物に入るやすぐそこにバゲージクレームがあり、荷物が早速流れてくるほどこじんまりした空港です。
期待していた呼び込みもなく、タクシーで島の中心まで向かうにも、このタクシーが四駆自動車だったので、1人で乗車するのをためらってしまうほどの大きさでした。
空港の職員に尋ねると、中心までは徒歩圏内ということで、早速空港を背にして歩き始めました。広がる景色は希少動物が生息する島というより、ただの田舎の島という雰囲気で、15分足らずで島の中心にあるホテルにたどり着いたのです。
重い荷物をホテルに置き、海岸沿いを散歩すると、無数のアシカが横たわっており、ガラパゴスにたどり着いたことを実感させてくれました。
ガラパゴスのめずらしい動物達を観るには高額なツアーに参加するしかなさそうです。
しかし、自力で観察できるのは、ここまでで、珍しいゾウガメや、海に生息する動物を見ようと思うと、ツアーに参加する以外の方法はないようでした。早速現地の旅行代理店を訪れたものの、やはりその代金は、想像以上に高額でした。
例えば、サン・クリストバル島の名所を巡る1日ツアーは80ドル、ダイビング2本を含むクルーズは1日で160ドル(エクアドルはアメリカドルを採用している)。昨今の円安も相まって、料金が非常に割高に感じました。
しかし、ここは世界でも人気の観光地なので、低価格競争をしなくても、客を獲得できるまさに殿様商売状態なのです。予想以上の値段に手持ちの現金がなく、クレジットカードでの支払いを尋ねると受け付けは可能ということでした。
ツアーのクレジットカード手数料は17%!支払いは現金がおすすめです。
しかし、驚かされたのがその手数料、何と17%でした。12%は日本の消費税にあたるもので、それに5%のカード手数料を課すということでした。ツアー料金そのものも割高な上、クレジット払いではさらに値段が跳ね上がってしまいます。島には、ATMもありますので、現地ツアーに参加する場合は、現金払いが最もお買い得になっているのです。