飛行機で移動していると、「マイルが貯まったから、タダで旅行できた」と嬉しそうに話される乗客に出くわすことがあります。仕事柄出張が多く国内外を飛び回っている方なら、マイルもどんどん増えそれを使って特典旅行を有効活用できるかもしれません。しかしそのような人はほんの一握りです。
しかし、飛行機に乗る機会がそれほどなくてもクレジットカードを上手く使いこなせば、マイルをためて航空券に引き換えることはそれほど難しくありません。今回は、おすすめのカードとマイルを貯める手法についてご紹介します。
国内線に乗るなら、国内の航空会社との提携クレジットカードがおすすめです。
各クレジットカード発行会社が国内外の航空会社との提携クレジットカードを発行しています。あなたが海外旅行だけでなく国内旅行も楽しみたいのなら、国内の航空会社との提携クレジットカードをおすすめします。
国内の航空会社をおすすめする理由は、国内線は、海外の航空会社のマイレージプログラムよりも日本の航空会社のマイレージプログラムのほうが、必要マイルが少なく済むことが多いからです。たとえばANAの東京⇔大阪間ローシーズンの必要マイルは7,500マイルです。(2016年5月31日現在は10,000マイルです。)
ちなみに、私の一番のおすすめは、”ANA JCBワイドゴールドカード”です。
カードを作ったらマイルを貯める
カード払いで貯める
マイルを貯める方法として、商品などをクレジットで支払い、クレジット会社のポイントを獲得し、それを航空会社のマイルに交換する方法が1つ。これはクレジットカードをお持ちの方ならご存知かもしれません。
電子マネーで貯める
さらに、より多くマイルを獲得する手段として、電子マネーを利用するのがおすすめ。
例えば、JCBカードから電子マネーEdyに1,000円をチャージ。この時点で、JCBポイントプログラムでは1,000円で1ポイント獲得、これは10マイルに交換可能。さらに、Edyへのチャージで200円=1マイルがもらえるため、1,000円で5マイル獲得できます。
JCBクレジットカードで直接1,000円支払うのに比べ、電子マネーを経由することで、獲得できるマイルが1.5倍にアップ。クレジットブランドの中で、Edyへのチャージ料金を自社のポイントプログラムの対象としているのはJCBのみです。
なぜゴールドカードなのか?
JCBカードの利用価値が高いのは先ほど述べたとおりですが、その中でゴールドカードを提案する理由をお伝えします。
ゴールドカードの年会費は1万円を超えますが、クレジット会社のポイントをマイレージに移行する際の手数料が無料です。一方で年会費の安いカードは、クレジットポイントからマイルへの移行に手数料が5,000円以上もかかってしまいます。
さらに、ゴールドカードですと、飛行機を利用するとその区間のマイルが25%アップします。少し割高の年会費を払ったとしても、マイルの加算率アップと手数料無料を考慮すると、結果的にはお得になるのです。
国内旅行なら、遠い道のりではない。
「貯めたマイルで海外旅行なんて気が遠くなりそう」と考えると気が遠くなりますね。国内旅行に必要なマイルなら意外とすぐに貯まりそうですね。