2012年9月下旬、
「どこか、思いっきり文化的で、芸術を存分に楽しむような知的な旅に行きたい！」
と夫が言い出しました。
そうねぇ、そろそろユナイテッド航空(UA)のマイルでヨーロッパに行ってもいい頃かもしれないね。
オペラ好きの夫は、オーストリア、スイス、ドイツの国境に面するボーデン湖で毎年夏に開催されているブレゲンツ音楽祭の湖上オペラを、ぜひ一度観てみたいとずっと言っていました。
ブレゲンツの場所を確認しようと地図を見ると、リヒテンシュタインも近いことに気付きました。日本からは、ミュンヘン空港を目指したほうが立地的に便利そうです。
空港で車を借りて、アウトバーンで飛ばせば2時間ぐらいでブレゲンツに着けるようです。せっかくだから、ミュンヘンにも滞在して観光しよう。ノイシュバンシュタイン城にも寄ってみられるかしら？
夫が
「ドイツに行くなら久しぶりに従兄弟たちにも会っておきたい」
と言うのでベルリンにも足を延ばすことになりました。
こうして、2013年8月にヨーロッパへ旅することが決まったのでした。
仙台→成田→ミュンヘン→ベルリンの航空券を手配
今回はオペラ鑑賞がメインなので、よい位置の座席のチケットが取れる日の前日を出発日にしました。8月3日にオペラを観るので、出発は、2013年8月2日です。
夫の航空券はユナイテッドのマイルで手配
最初に90,000マイル(補足1)で1人分の特典航空券を夫の名前で手配しました。私は私の口座にフライトマイルを貯めたいので、あとからANAかルフトハンザの公式サイトから、普通に買います。
私の航空券はANAとルフトハンザを比べて安いANAで手配
次に、ユナイテッド航空の公式サイトで特典旅行の空席状況を確認しました。仙台空港(SDJ)発にしたら結果がヘン。関西空港(KIX)に行ったり、中国に行ったりする結果になってしまいます。国内線と国際線が混在する旅程は、やっぱりダメですね。
そこでいつものように区間を細切れに分けて、空席があるかどうかだけ確認しました。ドイツの国内便の便数が多く、ルフトハンザ航空(LH)の公式サイトで検索したほうが一覧が出て見やすいので、そちらも開いて見比べます。
ついでにANAのサイトも開いて、国際線はANA便とルフトハンザ便、どちらのスケジュールが便利かを調べます。
成田(NRT)発のミュンヘン行きはANAの昼発の便。仙台を朝に発つ便で乗り継げるので、新幹線代もかからなくてイイ！ミュンヘンには夕方に着きます。
そのままブレゲンツにレンタカーで移動して、3泊します。その後ミュンヘンへ移動して2泊したのち、ミュンヘン13:20発、ベルリンへ14:25に着くルフトハンザ便で移動。ベルリンでは、4泊することになりました。
最終日は、ベルリン夕方発、フランクフルトで乗り継いで成田には午後着き、夕方の仙台行きの便に乗り継ぎます。特典航空券はユナイテッド航空の予約センターに電話してすぐに手配できました。
ついでに、航空券を買った場合の料金まで確認できてしまいました。全く同じルートで同じ飛行機を利用するのに、ルフトハンザのサイトでは224,060円、ANAのサイトでは213,520円。10,480円も差があります！
私の航空券はANAで買うことにします。
航空券手配にかかったお金は213,520円！こんなに安く済むなんてマイルを貯めていて良かった♪
発券手数料25ドル、税金等が174.33ドル、1ドル79.63円ぐらいだったので計15,878円です。
航空券手配にかかった料金、（213,520円＋15,878円）÷2人＝114,699円
この金額で済むなんて、マイル貯めててよかったなぁって思う瞬間です。無事航空券が取れたので、オペラのチケットを手配しました。
ホテルは今回は、ブレゲンツ、ミュンヘン、ベルリン、と3軒も私と夫で手配しなくてはなりません。ブレゲンツは、ホテルの日本語の情報はほぼゼロでした。土地勘のある夫に任せたら、オペラ会場まで徒歩10分ぐらいのところに小ぢんまりしたよいホテルを見つけてくれました。
世界的に有名な大人気のオペラ開催時期、予約が取りづらいのかと心配しましたが、大丈夫でした。毎年1ヶ月間に渡って開催されていますからね。街全体が対応には慣れているのでしょう。
ミュンヘンは、夫がドイツ博物館を見たいそうで、博物館まで徒歩3分のホテルを予約しました。空港との行き来にも便利なSバーンの駅にも近く、街の中心部を観光するのにも便利な場所です。
ベルリンでは、博物館と美術館がまとまってある博物館島に面したホテルを選びました。空港バスが停まるバス停も近くて、便利です。オペラ、博物館、美術館。芸術を存分に楽しむ知的な旅、これで存分に楽しめそうです。
補足1:213,520円÷90,000マイル＝2.3724円/マイル で1マイル約2.372円相当になります。
