2015年7月にドイツのベルリンに旅行に行った時に、ベルリン・シェーネフェルト空港(Berlin Schönefeld Airport)(SXF)の空港ラウンジを利用しました。
ベルリンの2つの国際空港は、もうじき統合される
ベルリンには、ベルリン・テーゲル国際空港(Tegel Airport)(TXL)とLCCがよく利用するベルリン・シェーネフェルト空港の2つがあります。2つの空港は2016年にベルリン・ブランデンブルク国際空港(BER)として統合され、既存の空港は閉鎖される予定です。
シェーネフェルト空港はベルリンから少し外れているのですが、こちらもベルリンの国際空港という位置付けです。
テーゲル空港の方が大きく、ベルリンの中心部から近くてアクセスが良いのですが、近すぎるために拡張が難しく、現在、ベルリン空港の利用拡大に合わせて、郊外にあるシェーネフェルト空港を拡張しています。
テーゲル国際空港はターミナルAの”BERLIN AIRPORTCLUB LOUNGE”、シェーネフェルト空港ではターミナルAにある”HUGO JUNKERS LOUNGE”を利用できます。テーゲル空港のラウンジは、出国前のエリアにあるのですが、シェーネフェルト空港のラウンジは制限エリア内にあるので、出発前までゆっくりできました。
シェーネフェルト空港”HUGO JUNKERS LOUNGE”
シェーネフェルト空港は比較的小さな空港で、ラウンジから出発ゲートまでは徒歩で特に問題ありませんでした。しかし、ターミナルDまでは、少し歩きます。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのプライオリティーパスで入場
入場には、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのプライオリティーパスを利用しました。
小さいけれど解放感があり、居心地が良かった
とても小さいラウンジですが、窓が大きくて開放感があり、飛行機の離着陸を見ることができました。
食べ物は、残念ながら数種類のビスケットしかなかったのですが、ドリンク類はそこそこの品揃えで、ローカルビールを含めビールの種類が多く、ビール好きの方は飲み比べを楽しめそうです。
Free Wi-Fiの接続もよいので、ソファーでのんびりインターネットをしていました。ビジネスマンや中高年の夫婦が数人利用しているだけで、とても静かで、リラックスできました。トイレがラウンジ内にないので、少し離れたところまで毎回トイレに行かなくてはいけないのがやや不便でした。
もうじき旧空港は閉鎖、新しい空港のラウンジが楽しみ
2016年に新空港ができると旧空港は閉鎖されますが、新しい空港は国内外のフライトを扱う大きな空港になるらしいので、新しいラウンジも楽しみです。
今回ベルリンを訪れたのは2回目でしたが、前回訪れた約10年前の、戦後の雰囲気を残したうら淋しい街の雰囲気とはがらりと変わって、銀座や丸の内のような高級ショッピングストリートができていて、とても驚きました。
観光客にも人気の活気がある素敵な街なので、新しい空港へは日本からの直行便が運行してくれるのでは、と期待しています。