大学生時代から少なくても1年に1回、多い時は1年に3回はヨーロッパを往復していました。毎年往復するようになってから、最初の10年ほどは、日本やヨーロッパの航空会社を探し1番安い航空券を購入していました。
そのため、全日空(NH)、日本航空(JL)、ルフトハンザ航空(LH)、スカンジナビア航空(SK)、英国航空―ブリティッシュエアウェイズ(BA)、アリタリア航空(AZ)、KLMオランダ航空(KL)、フィンランド航空(AY)など様々なマイレージプログラムに加入していました。
しかし、毎回違う航空会社を利用しているので貯めたマイレージが消滅してしまい、1度もマイレージを使う機会がありませんでした。
10年間、貯まったマイルを消滅させていたことに気づき後悔、ひとつのマイルだけを貯めることに決めました。
頻繁にヨーロッパ日本間を往復する友人がいたのですが、その友人は、航空券の値段に左右されず1つの航空会社に絞ってマイルを貯めて、数年に1度は特典航空券で往復していました。
それを知ったとき、今までなんと無駄なことをしてきたのだろうと、すごく後悔しました。
毎回1番安い航空券が購入できたと喜んでいましたが、数千円または1万円くらい安いだけの航空券を購入するために、マイレージを全て無駄にしてきたのです。
それ以降、ANAのマイレージを貯めると決めて、航空会社をANA1つに絞ってマイレージを貯めることにしました。
ANAのマイルを選んだ理由
ANAを選んだ理由は、
- ヨーロッパの主要都市まで直行便が出ている
- 日本の航空会社で安心
- 日本の航空会社ということは、日本発のフライトになる
- 直行便が多く行き先が選びやすい
- スターアライアンスに加盟しているので、同じくスターアライアンスに加盟しているヨーロッパの航空会社、ルフトハンザ航空(LH)やスカンジナビア航空、オーストリア航空(OS)を利用した時でもANAのマイレージが貯められる
からです。
マイルを貯め始めてから、特典航空券に交換するまで2年半かかりました。
パリ東京間の往復を数回と、ネットマイルやGポイントなどのポイントサイトで貯めたポイントをマイレージに交換して着実に貯めました。
2010年10月、パリ成田間の往復直行便エコノミークラスの特典航空券を予約しました。
旅立つ3ヶ月前の8月にANAのホームページから予約しました。行きは希望の日程で取れたのですが、帰りはキャンセル待ちでした。出発の2週間前になって、帰りも希望の日程で予約が取れました。燃料サーチャージと空港使用料だけの約36,000円の支払いでした。
特典航空券利用でも、いつもと変わらぬサービスで大満足でした。
特典航空券利用でもサービスはいつもの通りすばらしく、機内食もおいしくいただき、大満足のフライトでした。
10月のパリは少し寒かったですが、まだサマータイムで日が長く、楽しい旅行となりました。