マルタ国際空港”La Valette Club”は広くて明るいラウンジ。

マルタの首都バレッタ

マルタ共和国は、南イタリア近く、地中海に浮かぶ小さな島から成っています。中東やアフリカ大陸とも近いことから、イスラムとキリスト教の文化がぶつかりあってできた独特の文化遺産や、美しい青い空と青い海を持つリゾート地として人気があります。

今回は、この魅力的な国、マルタを2016年4月に訪れた際に利用したラウンジ”La Valette Club”についてお伝えします。

マルタの基本情報

まず、マルタの基本情報を少しお伝えします。

マルタの面積は東京23区の半分(316km²)と非常に小さいため、空港はマルタ国際空港(MLA)一つです。鉄道はないため、国際空港から市内への公共交通機関はバスのみです。

空港

首都バレッタへは乗り換えなしで到着しますが、バレッタは要塞都市で非常に狭く、ホテルがほとんどありません。そのため、通常バレッタからバスを乗り換えて、近くの街のホテルに泊まるのが一般的です。

日本からツアーで来た場合は、空港からホテルの送迎が付いているので心配ありませんが、個人で訪れた時は、事前にgoogleなどでバスの乗り継ぎ情報を調べておくと安心です。私は夜22時に空港に到着しましたが、女一人旅でも特に治安上の問題は感じませんでした。

マルタ国際空港

マルタはユーロ圏であり、お金はユーロの使用が可能で、現地の言葉と英語が母国語なのでコミュニケーションの点でも安心です。

古くから英語の語学留学先として人気があり、夏休みや春休みなどの期間は多くの日本人を見かけるそうですが、訪れた2016年4月は日本人が少なく、ヨーロッパ人のリゾートという印象でした。

青の洞窟ツアー

さて、ここからマルタ国際空港のラウンジの情報に入ります。マルタの空港の出発ゲートにあるラウンジは”La Valette Club”のみです。

マルタ国際空港ラウンジ”La Valette Club”について

ラウンジは広く、また、マルタの旅行客自体多くないため、満員で入れないということはほぼないと思います。

セキュリティチェックを終えて、エレベーターを上がったすぐ左手に見えるので、アクセスがスムーズでした。ラウンジは大きな窓があり、自然光が差し込み明るく開放的で、落ち着いた雰囲気です。3時間までの利用ですが、多少の延長は問題ありませんでした。

マルタ国際空港 La Valette Club ラウンジ内

食べものは、サンドイッチ、パスタ、クッキー、あられのおつまみ、豆料理などがあり、飲み物は、ソフトドリンク一式に加え、マルタ産のワインやラガービールがありました。アルコール類は全て無料で、カクテルバーはありません。マルタ産のラガービールはあっさりしていて飲みやすいのでオススメです。

また、500mlペットボトルの水が置いてあるのもありがたいポイントでした。

マルタ国際空港 La Valette Club ラウンジ内

マルタからハンガリーへ飛んだのですが、ハンガリーはスーパーの閉まっている夜中に到着したので、ラウンジから水を持っていけるのはありがたかったです。

その他、フライトインフォメーションはないため、フライト時間は自分で確認する必要があります。また、室内にはテレビがあり、BBCニュースが流れていました。

雑誌類は少なく、新聞が数紙あるくらいです。インターネットの速度は快適で、動画を見ても問題ありませんでした。電源はソファー席と壁際の一部で、全席にはありません。

空港内は禁煙で、ラウンジ内も全席禁煙です。ラウンジ内にトイレはありますが、シャワーはありませんでした。

マルタラウンジ基本情報
MLA-La-Valette-Club

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