私がフィリピンの首都マニラにあるニノイ・アキノ国際空港(MNL)を訪れたのは、2012年1月でした。
この空港の第一印象は、まず古い、暗い、汚い!ということ。収容能力を超える旅客による混雑や航空機発着陸の遅延、施設の老朽化、盗難、紛失、詐欺等々の理由から過去数年ワースト空港として選ばれていた空港です。行く前から少し怖い印象を持っていました。
この時に利用したパグストップラウンジは、出発階がある3階から階段を使い4階に上がったところにありました。スカイチームの航空会社ラウンジでもあります。
年季を感じさせるものの、窓からは滑走路が見え、飛行機の離着陸を見ることができます。適度な広さで、椅子も沢山ありました。全く混雑していなかったのでビール片手にゆっくり寛ぐことができました。
軽い食事とドリンク、フィリピンを代表するビール”サンミゲル”もあり
温かいヌードル、スープ、お粥、サンドイッチ、パン、ケーキ、フルーツ、お菓子類がありました。
ドリンク用の冷蔵庫が2つあり、1つは缶ビール、白ワインなどが入っていて、もう1つの冷蔵庫にはソフトドリンク(ペプシ、7UP)が入っていました。私は迷わず、フィリピンを代表するビール、サンミゲルをチョイス!このラウンジではノーマルとライトの2種類の味を飲むことができます。
ウォッカやカルーアなどの洋酒も数種類ありました。アルコールの品揃えは良いと思います。
その他は、コーヒーと紅茶もありました。
トイレはラウンジ内にはなく、3階に下りて行く必要があったので少し不便でした。東南アジアなどの暑い国ではラウンジにシャワーがあると助かりますが、このラウンジには無かったので残念です。
Wi-Fiは問題なく使えました。パスワードはラウンジ内に掲示されているので受付に確認しに行く必要はありません。
サンミゲルが飲めるということ以外にあまり印象に残るようなラウンジでもありませんでしたが、改修後はラウンジも移動して綺麗になっているようです。フィリピンはなかなか旅行で行くことのない国なので次回はいつか分かりませんが、次もプライオリティパスを駆使して、沢山の空港ラウンジを楽しみたいと思っています。新しいパグストップラウンジに好期待です!!
現在のニノイ・アキノ国際空港と空港ラウンジ状況
2015年には国際線ターミナル1の改修工事が終わり大分改善されたようです。
当時はプライオリティパスで利用できるラウンジは1つのみだったのですが、2016年3月現在では、ターミナル1に2ラウンジ、ターミナル3に2ラウンジの合計4ラウンジが利用できるようになっています。ターミナル1はJAL、ジェットスターなどの航空会社、ターミナル3からはANA、セブパシフィック、エアアジアなどの航空会社が就航しています。