世界3大航空連合のひとつワンワールドは、1999年に設立され、現在13社の航空会社が加盟しています。
航空連合ワンワールドとは
日本からは日本航空(JL)がワンワールドに加盟しています。パックツアーで名前を見かけるカタール航空(QR)やキャセイパシフィック航空(CX)、マレーシア航空(MH)、カンタス航空(QF)もワンワールドに加盟しています。
ワンワールド加盟航空会社13社
- 日本系…日本航空(JL) 1社
- アジア系…スリランカ航空(UL)、ロイヤル・ヨルダン航空(RJ)、マレーシア航空(MH)、キャセイパシフィック航空(CX) 4社
- 欧州系…ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)、イベリア航空(IB)、フィンエアー(AY) 3社
ロシア系…S7航空(S7) 1社南米系…(LA) 1LATAM社- アメリカ系…アメリカン航空(AA)、アラスカ航空(AS) 2社
- オセアニア系…カンタス航空(QF) 1社
- 中東系…カタール航空(QR) 1社
- アフリカ系…ロイヤル・エア・モロッコ(AT) 1社
ワンワールド系列航空会社
エンヴォイ・エア(MQ 旧アメリカン・イーグル航空)や香港ドラゴン航空(KA)、LATAM系列の各航空会社などがあります。
ワンワールドの特徴
ワンワールドは加盟航空会社がもっとも少ない航空連合ですが、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど幅広いネットワークを持つ航空会社が集まって多くいろいろな地域へ飛べます。ワンワールド加盟・系列航空会社内で日本航空のマイルを貯めることも使うこともできます。
ワンワールド加盟航空会社はスターアライアンスやスカイチーム加盟の航空会社に比べ航空券代金が割高に設定されていることが多く、格安航空券やパックツアーでの航空券のマイル加算率もほかの航空連合に比べると低めです。日本航空の飛行機に搭乗して、他の加盟航空会社のマイレージプログラムを利用するとマイル加算率が悪かったり、航空券の種類によってはマイル加算ができない場合もあります。
同じ航空連合に属していなくても個別に業務提携していればマイルの相互利用ができる
日本航空はスカイチーム加盟のエールフランス(AF)・中国東方航空(MU)と、カンタス航空はスターアライアンスの南アフリカ航空(SA)・スカイチームの中国東方航空と、キャセイパシフィック航空はスターアライアンスのニュージーランド航空(NZ)、中国国際航空(CA)と個別に業務提携をしているので、航空連合の枠を超え双方のマイレージを貯めることができます。
例えば、エールフランスの飛行機に搭乗し、マイルを日本航空で貯め、カンタス航空の特典航空券に交換することができます。ワンワールドの加盟航空会社数は決して多くはありませんが、業務提携先のネットワークも考慮するとかなり広いエリアでワンワールドのマイルを貯めていただいたり、特典航空券に交換することができます。
また、アメリカン航空の特典航空券なら燃油サーチャージが無料になります。普段は日本航空を利用していて、アメリカン航空が就航している地域に行く場合には、アメリカン航空の特典航空券が利用できます。 また、アメリカン航空のマイルで日本航空の特典航空券を取れば燃油サーチャージが無料です。