台湾の主要都市で運行されている地下鉄「MRT」は、桃園国際空港から台北市内へのアクセスにも便利です。MRTは台北、桃園、台中、高雄で運行されています。
今回は、桃園空港から台北までの移動でMRTを利用しました。台北MRTを除き(2025年11月導入予定)、すでにクレジットカードのタッチ決済が利用できると聞き、早速試してみました。
対応する国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、銀聯の4種類。アメリカン・エキスプレスやダイナースクラブには対応していません。
ただし、すべての改札機がタッチ決済に対応しているわけではないため、利用時には対応機をよく確認しましょう。
物理カードのタッチだけでなく、iPhoneのウォレットでもOKでした。
Express(急行)とCommuter(各駅停車)があります。
A12 時刻表・路線図
桃園国際空港のターミナル間はMRTを無料で利用できます。
JCBカード(物理カード)でタッチしたところ、なぜかエラーになってしまいました。原因不明ですが、Apple Payに入れてある方では通れたので、カードに問題があるのかもしれません。JCBプラザラウンジからカードデスクに確認したところ、電文は飛んでいないようでした。
カードがダメというわけではないです。IDAREはカードのタッチですんなり通れました。
海外旅行保険の利用付帯の適用に使える
海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。
持っているだけで適用されるのが自動付帯に対し、利用付帯は旅行のための移動手段(公共交通機関など)にクレジットカードを利用して初めて適用されます。
この利用付帯を適用させるためには、旅行代金をクレジットカードで決済することが重要になります。
タッチ決済で乗車できる場合、それだけで適用となるので便利ですね。
例えば、エポスゴールドカードには「海外で乗車した電車の乗車料金」といった記載があります。
ただし、交通系ICカードへのチャージは、利用付帯の適用対象にならない可能性が高いため注意が必要です。
なぜなら、チャージした残高は買い物などにも使えるため、交通機関を利用した証明にならないからです。
桃園国際空港からMRTに降りるところ。エレベーターの左手前にエスカレーターがあります。
片道切符ICトークン、カード
台北市内の地下鉄網はタッチ決済に対応していないので、ワンウェイであれば窓口でコイン型のチケット(片道切符ICトークン、カード)を購入して、コインをタッチして乗車することもできます。
タッチ決済に対応していないのは、このタイプの改札機ですね。
コインを投入するタイプ
路線図