ジャカルタで体調を崩し保険会社の提携病院へ行くはずが、タクシー来ずに治療をあきらめる

インドネシアの首都ジャカルタ

2015年2月にインドネシアの首都ジャカルタに旅行に行きました。ジャカルタにはインドネシア人の友人が居てその友人に会いに行く事が目的でした。ジャカルタは大気汚染が深刻で衛生状態もとても悪く、熱帯なので暑かったです。

ジャカルタで、旅行保険を利用して治療を受けようとする

慣れない環境や気候で疲れがたまっていたのか、食中毒なのかどうか分かりませんが、体調を崩してしまいました。1時間に数回の激しい嘔吐・頭痛・めまいで、頭痛薬を飲んでも治まりませんでした。
「これ以上酷くなっては危ない…」
と思い、日本で契約していた海外旅行保険を使おうと思いました。

私が契約していたのは、損保ジャパン日本興亜「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」のPAタイプにオプションで航空機遅延費用を付けたプランでした。補償内容は、

  • 傷害死亡・治療費用・疾病死亡・救援者費用 1,000万円
  • 賠償責任 1億円
  • 携行品損害 30万円
  • 航空機受託手荷物遅延等費用 10万円

3つあるプランの中で一番リーズナブルでした。

「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」を契約した理由

「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」を契約した理由は、発展途上国に行くのに、クレジットカードの保険では、もし病院に行かなければならなくなった場合一度自分で治療費を建て替えなければならないと聞いたからです。インドネシアではクレジットカードの利用はできないことが多いのです。そこで「提携医療機関ではキャッシュレスで受診できる「新・海外旅行保険【off!(オフ)】」を選びました。

コールセンターに電話、提携病院を探してもらい、タクシーの手配も。これで病院に行ける?

保険を利用するために、送られてきた書類に書かれていた電話番号に電話をしました。コールセンターがインドネシアには無いので、シンガポールにつながったと思います。

電話では、
「体調がどのように悪いか?近くの提携病院を探すからホテルの名前や電話番号を教えて欲しい」
と言われました。しばらくすると宿に電話がかかってきて、宿の人がタクシーの手配をしてくれる事になりました。病院までのタクシーの費用は一旦自分で払わなければなりませんが、事後に手続きをすれば保険でカバーできます。

タクシーが来なくて病院をあきらめる

しかし、ここからが問題です。保険は満足のいくサポートや補償内容でしたが、ジャカルタは交通事情が最悪な都市で、手配が上手くいかなかったのかタクシーが見つからなかったか?で宿にタクシーがなかなか来ませんでした。

吐き気で、自力で病院に行けない状態で、もしタクシーが拾えたとしても、病院まで何時間かかるのかを想像したら「病院に行くのも無理だ」と思って利用を止める事になりました。

保険のサポートが充実していても現地事情が悪いと保険が使えないこともある

幸い、宿に一緒に泊まっていたオーストラリア人が看病をしてくれたので2日後には何とか元気になりましたが、充実のサポート内容の保険であっても現地事情が最悪だと使えない事もあるので、病院の近くの宿泊施設に泊まれば良かったと思いました。

観光地ではない途上国に行く場合は注意が必要です。保険会社のサイトには提携病院の一覧があったと思うので、調べてから宿泊施設を手配した方が良いと思います。

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