中国ではクレジットカードが使えないことがあります。VISAが使えないことは少ないですが、立派な料理店でも国際ブランドのカードが使えないところがあります。中国の地方都市ではさらに使えない確率が多くなります。そこで役立つのが銀聯(ぎんれん)カードです。
中国では、クレジットカードが使えないことも。日本国内発行の銀聯カードが便利です。
日本国内では、三井住友カード、および三菱UFJニコスが銀聯カードを発行しています。付帯保険のことを考えると、三菱UFJニコスの発行するカードを持っておくのが有利です。三井住友カードの銀聯カードだと、ショッピング付帯保険が全く付かないからです。
日本国内発行の銀聯カードは、中国の銀聯カードのようなデビットカードではなく。一回払い限定のクレジットカードとして利用できます。キャッシングはできません。カードの発行手数料は、三井住友カードは2,000円、三菱UFJニコスは1,000円かかります。
※MasterCard発行の銀聯キャッシュパスポートは取り扱いを終了しました。
余談 中国国内発行の銀聯(ぎんれん)カードについて
中国国内では中国銀聯(ちゅうごくぎんれん/China Union Pay)の発行する、銀聯(ぎんれん)カードでの決済が主流です。銀聯カードは通常のクレジットカードではなくデビットカードで、使用と同時に銀行口座から使用金額が引き落とされます。
中国では個人に与信を設定することが難しいので、必然的にデビットカードが主流となっています。銀聯設立以前は種々雑多な金融機関が独立して存在しており、居住地域から外に出るとカード決済ができませんでしたが、今では多くの金融機関が銀聯ネットワークに加盟しているため、中国全土での使用が可能です。