2011年の夏に国際結婚をする友達がイギリスで結婚式を挙げ、ブライズメイドとして挙式に参加しました。今まで行ったことない国を経由して行きたくて、トルコ航空(TK)の航空券を手配しました。イスタンブールへは日本へ帰国する前に数日滞在しました。
往路は関西国際空港(KIX)発イスタンブール経由ロンドン行きで、イスタンブール・アタチュルク国際空港(IST)で数時間乗り継ぎ時間がありました。
アタチュルク国際空港にある3つのラウンジのうち2つを体験!
アタチュルク国際空港で、私の趣味のラウンジめぐりをしました。
関空発の夜行便だったので、イスタンブールに到着したのは明け方でした。最初のフライトだけで13時間、クタクタになりながらも、はじめてのトルコに胸は踊ります!
ラウンジは免税店が並ぶエリアの突き当りにあるフードコートの中央のエスカレーターに乗り、1階上がったところにある2つの「Comfort Lounge」、「HSBC Club Lounge」に行ってみました。この2つのラウンジに加えて、現在では「Primeclass CIP Lounge」というラウンジもプライオリティパスで利用できます。当時は2カ所のみでした。
ホットミールが充実、Comfort Lounge
まずはホットミールが充実していると事前に調べていた「Comfort Lounge」でしばらくくつろぐことにしました。このラウンジは4時間まで滞在できます。
ラウンジ自体はそこまで広くなく、早朝にも関わらずかなりの人がいました。ソファーで足を延ばして寝ている人もちらほら。内装は白をベースとしており、オシャレで明るい雰囲気です。2012年には改装したようで、私が行ったラウンジとは少しインテリアが違いますが、さらに奇麗になったのはいいですね。窓がなく景色を見ることができないのは残念ですが、このラウンジのポイントは、食べ物にあるのですよ!
この「Comfort Lounge」ではシェフが常駐していて、ホットミール、コールドミールともにおいしいのです。今までトルコ料理を食べたことはなかったのですが、トルコ航空の機内食のおいしさにも驚かされ、このラウンジでも料理に満足したのでトルコ料理のイメージが変わりました。
「ブレク」や「コルドンブルー」、「チョバンサラタス」という、別名“羊飼いのサラダ”といったトルコ料理や、ラタトゥイユ、スモークサーモン、レンズ豆のスープにパン、オリーブやチーズにスティック状の細いパンやケーキ、フルーツにヨーグルトなどがありました。中でも、私はオリーブとチーズにハマってしまい、何度も取りにいきました。
食事と一緒に欠かせないのはドリンクです。せっかくトルコにいるので、迷わずトルコを代表する「EFESビール」を飲みましょう。エフェス・ライトとエフェス・ダークの2種類を瓶ビールで飲むことができます。その他のアルコールも、赤・白ワイン、その他洋酒とそろっています。各種ソフトドリンク、コーヒー、紅茶ももちろんありました。
このラウンジのもうひとつのポイントは、シャワーがあることです。長時間フライトを終え、さらに次の目的地に行く場合、シャワーを浴びられるとかなりリフレッシュできます。シャワーは2室しかなく他の人も使っていたので少し待ちました。ドライヤーがなかったので、髪が半ぬれのままで残りの時間を過ごしましたがシャワーが使えるだけ良しとしましょう。気になる人はドライヤーを持参してください。
トルココーヒーを飲みながら人間観察、HSBC CLUB LOUNGE
乗継時間も少なくなってきたところで、次は「Comfort Lounge」のすぐ真正面に位置する「HSBC CLUB LOUNGE」にも入ってみました。HSBCとは香港上海銀行のことです。4時間まで滞在できます。このラウンジはオシャレな雰囲気ではありませんが、大きな窓があり空港コンコースを見下ろす場所に位置しています。アタチュルク空港は朝でも夜でも混んでいるので、免税エリアを行き交う人の人間観察も楽しめました。
食べ物はサンドイッチと寿司、サラダやオリーブやチーズ、スープとパン、ケーキやクッキーなどがありました。
コールドミール中心なのでやはり「Comfort Lounge」のほうが食事をするにはオススメです。
こちらラウンジでもドリンクの品そろえはいいです。生ビールサーバー、トルコワイン、各種ソフトドリンク、紅茶、普通のコーヒーに加え、トルココーヒーも飲むことができます。
こちらのラウンジにシャワーはないです。
次は行きたい、Primeclass CIP Lounge
もうひとつの「Primeclass CIP Lounge」はまだ行ったことがないのですが、次回このアタチュルク空港に降り立つ際にはプライオリティパスを使って3つのラウンジのはしごをしたいです。
トルコのラウンジは何度でも行きたくなる魅力があります!ぜひ、トルコビール、トルココーヒーを味わってみてください。自信を持ってオススメします。