2014年、ワーキングホリデーでオーストラリア・ブリスベンに来ています。先日スーツケースを破損し保険が適用されるかどうかの問い合わせました。検討の結果、保険申請はやめて新しいスーツケースを買ったのですが、その時の経緯が参考になればと思いお話いたします。
ワーキングホリデーの前にAIUの海外旅行保険に加入
ワーキングホリデーの前に、エージェントにおススメされたAIUのワーキングホリデー向けの海外旅行保険「8WSタイプ」に加入しました。
保証内容には
- 障害死亡
- 障害後遺障害
- 治療・救護費用(無制限)
- 疾病死亡
- 個人賠償責任
- 航空機寄託手荷物遅延
- 航空機遅延費用
- 生活用動産
が入っています。1年間の保険料はで200,540円でした。
資金に余裕がなかった私にとってかなり高額でしたが、長期で海外に行くのがはじめてだったので、
- 治療費が無制限である
- 多くのワーホリメーカーが利用している
とエージェント一押しだったこちらの保険に加入を決めました。
スーツケースが壊れAIUに電話
スーツケースを壊したのはバスの中です。ハンドルを出した状態でバスに乗っていたのですが、バスが曲がる時にスーツケースが倒れ、ハンドル部分が座席にぶつかり、ボキリと折れてしまいました。
そこで海外旅行保険のしおりに「スーツケース修理サービス」という文言があったなぁと思い出し、AIUに電話してみたのです。
以前、1度iPhoneを修理した際には対応がスムーズでしたが、今回は違いました。
保険申請をやめた理由
1.スーツケースを日本に持ち帰る必要がある
スーツケース修理サービスは国内のみのサービスになるので、現状オーストラリアにいる私は利用することができないのです。利用するとすれば帰国してからですが、それには壊れたスーツケースが必要なので、このスーツケースを日本に持ち帰らなくてはなりません。
2.申請しても修理代が出るとは限らない
保険が適用されるのは「スーツケースがスーツケースとしての機能を果たさない」と認められたときのみ。それは申請後にわかる。
しかしハンドルがないスーツケースは、スーツケースの機能を果たさないと認められるかどうかが、まだわからない!
つまり修理しても修理代が出るとは限らない!
私のスーツケースの状況は、持ち手がぽっきり折れてしまっている状態。割れてしまったとか、鍵が壊れたとかそういうレベルではない。これは、修理できない可能性が高い。
3.修理できなかった場合、減価償却費を引いた額しか戻ってこない
修理できない場合、新しいスーツケースの購入代金が保証されるのではなく、壊れたスーツケースの購入当時の金額から、使用年数分の減価償却を引いた金額が返ってくる。
4.スーツケースの領収書か、商品名と型番が必要
「保険の申請には領収書が必要です。もしも領収書がない場合は、破損したスーツケースの商品名や型番を伝えて申請をしてほしい」
と言われました。
日本でずいぶん昔に購入したスーツケースの領収書があるかどうかわからないし、あったとしても使用年数を考えると、大した金額が返ってくるとは思えない。
新しいスーツケースを買っても2,3万円なので、検討の結果、保険申請はしませんまでした。