2014年6月から7月、スペイン・フランス・ベルギー・ドイツ・イタリア・ギリシャへのヨーロッパ周遊へ行ってきました。どうやってヨ―ロッパへお金を持っていくかとても悩みました。
どうやってヨ―ロッパへお金を持っていくか?
第一候補 シティバンクのバンキングカード
最初に考えたのはシティバンクのバンキングカードを作ることでした。シティバンクなら世界200カ国で使え、現地通貨で引き出すことが出来るからです。しかし口座開設に行ったところ「預金残高が日本円で50万以上外貨で20万以上ないと毎月2千円の口座維持手数料がかかる」と言われ諦めました。
第二候補 クレジットカードのキャッシング
次に考えたのはクレジットカードのキャッシングです。マスターやビザなら大抵の国や地域で使えるし、両替して現金を持っていくよりもレートが良いとの事。ただしキャッシングの為金利がかかります。しかもちょっと高めで、カード会社にもよりますが大体18%前後の金利です。
帰国後すぐに返済すれば大した利息にはならないので、短期の旅行であれば良いかもしれませんが、ひと月かけて周遊する私には少し不向きだと感じました。また、お金は手元にあるのに金利を払って借りる。というキャッシングにも抵抗がありました。
第三候補 キャッシュパスポート
じゃあどうしよう…と思っていたときに教えてもらったのがトラべレックスのキャッシュパスポートです。よく空港などで見かける青と赤の両替屋さんがトラべレックスですね。
ヨーロッパ周遊のお供はキャッシュパスポートに決定!
トラべレックスでは“キャッシュパスポート”というプリペイド式のカードを販売しています。あらかじめ入金しておけば、世界210万か所のマスターカードのマークのあるATMで現地通貨を引き出せます。ただし、日本円で入金したものを現地通貨で引き出すのではなく、両替した外貨を入金しておいて現地で引き出します。
残高が足りなくなったらネットバンクから入金も可能なのが魅力でこのカードを申し込みました。
キャッシュパスポートのメリット
メリットは
- 銀行口座を開設しなくてもいいので、すぐに購入(発行)が出来る
- インターネットで残高確認が出来る
- スペアカードを1枚無料でもらえる
実際旅行先で使ってみて良かったのはスペアカードです。友人と2人での旅行だったので1人1枚ずつ持ち歩く事で、落としたり、盗まれたり、といったリスクを分散できました。
下ろした金額をいちいちメモしなくても、ネットで残高を確認出来たので計画的に旅の資金を使えました。海外は大抵のホテルやレストランで無料Wi-Fiが使えるので便利です。
意外と助かったのはATMの操作方法についてのマニュアルが貰えた事です。ATMがあっても操作方法がわからない事にはどうしようもありません。海外のATMは何度も暗証番号を間違ったりするとカードが吸い込まれてしまうので、マニュアルがあっても毎回ドキドキでした。
キャッシュパスポートのデメリット
デメリットは
- 有効期限がある
- 帰国して残高を清算(外貨から日本円へ両替)する時や、退会時に手数料がかかる
- 現地で引き出す際に手数料がかかる
クレジットカードのキャッシングでも引出手数料はかかりますし、日本でもコンビニなどでお金を下ろそうと思ったら手数料が必要ですので、デメリットというほどではないかもしれません。
両替してからの入金なのでレートの良い時に両替出来ればいいのですが、私の場合は旅行中にどんどんユーロの値段が下がっていったので、少し損をしてしまいました。そういった点ではクレジットカードのキャッシングであれば引き出した当日のレートで換算されるので、クレジットカードの方がお得かもしれません。しかし、レートの変動は誰にも読めないので、どちらを選ぶか難しいところです。
もしよく海外に行く、という方であれば持っていても損はないカードの1枚だと思います。
トラベレックスが発行する信頼の外貨プリペイドカード キャッシュパスポート