航空機の出発遅れは保険で食事代が戻ってくる

6時間近い飛行機遅延

2016年2月、LCCに乗り関西国際空港(KIX)から再び中国・青島に向かう日の出来事でした。朝から雨が降りしきり、空港に着いた後に、車から荷物を降ろすのに多少の神経を使いました。空港内を散策したかったのですが、“まずは荷物を預けよう。この大量の荷物を持って動き回るのは大変だ”と自分に言い聞かせ、搭乗手続きカウンターに向かいました。

その日は春節開けということもあり、かなりの行列。仕方がない、まだ時間はたっぷりあるのでとりあえずこの列に並ぼう。ポールで列を区切り、くねくね蛇行させ並ばせている中の最後列に立ち、順番をゆっくり待つことになりました。

10分、20分時間がたってもまったく前に進まない。これはちょっとおかしい。はるか前のカウンターを見に行くも手続きをしている様子がない。カウンターでは前列の人たちの手続きは終わったようだけど、航空会社の人たちの動きが少しおかしい。

聞いてみると「手続きを一時停止しています。確認中です。」とのこと。搭乗手続き開始したばかりなのに、すぐに手続き停止ってどういうこと???列に戻るとしばらくしてやっと出発が遅れているとアナウンスが入り8時30分にもう一度来ることになりました。

飛行機が本当に飛ぶのかわからないまま。おなかもすいたので食事をしよう。でも預けられなかったこの大きな荷物を引いて食事に行くのは本当に面倒。とりあえずコーヒーを飲み、軽食を取ることにしました。後で考えるともっときちんと食べておけばよかったのですが。でもなんだか落ち着かない状態で本格的なお店に入る気もせず、おなかに何かが入ればいいと急いで食べました。

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言われていた8時30分に荷物を持って再びカウンターに行き、無事チェックインをして荷物を預けました。その後順調に、出国審査を経て搭乗ゲートに到着。ところがここでまたもや待たされることに。いくら待っても、アナウンスも流れず、結局3時間もそこで待たされたのです。

飛行機が出発したのは日付の変わった次の日、夜中の12時30分。目的地の空港には3時30分に着き、そこからタクシーに乗って帰りました。心も体も疲れはてましたが、無事に着いたので何より。問題のある飛行機を飛ばして事故があるよりは良かったかもしれません。

わたしはMUFGカードを持っています。次の日、損保ジャパン日本興亜のMUFGカード事故受付デスクに電話をしたところ、6時間以上の出発遅延には、保険で食事代が出ることがわかりました。

合計1,500円ほどですが、このレシートと、航空会社でもらった遅延証明書を書類として保険会社に送り食事代が支給される予定です。まだ実際には振り込まれていませんが、もっときちんと食事をしておけばよかったなぁという出来事でした。そして次からは、LCCは使わないと決めました。

航空機が遅延!そんなとき補償を受けられるクレジットカードは?

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