カナダからアメリカへ。スターアライアンスのマイルで旅行

スターアライアンス加盟の航空会社を利用してマイルを貯め、貯めたマイルでアメリカ旅行をした話です。

15年かけて貯めたマイルの有効期限前にアメリカ旅行へ

2015年に「マイレージの有効期限は2015年末まで」と連絡が来ました。スターアライアンスのマイルは、15年近く飛行機に乗って貯めていたものです。

長い年をかけて貯めたマイルをムダにしないため、急きょカナダ・バンクーバー(YVR)➡カナダ・トロント(YYZ)経由➡アメリカ・ノースキャロライナへ旅行する計画を立てました。2015年12月、バンクーバー発着で25,000マイルを特典航空券と交換、燃料サーチャージなどは当時のレートで16,000円程でした。

Webからエコノミークラスの座席を予約。バンクーバーからノースキャロライナへのフライトの時間と経由地、乗り継ぎの回数など、どの便でどのように移動するか決めるのに10日ぐらいかかったと記憶しています。

利用マイル数節約のため、カナダ経由を選ぶ

貯めたマイルを多く使えば、飛行時間の少ない希望通りの日程にできたのですが、もったいないのでマイルが少なくすむ方法を選びました。カナダ・バンクーバーからアメリカ・ノースキャロライナまでAIR CANADAで移動。フライト時間は9時間ぐらいでした。

日本出発で外国へ入国するのと違い、外国Aから外国Bへの入国だったので、かなり不安でいろいろと戸惑うことが多かったです。アメリカに入国するので、事前にWebからESTA(電子渡航認証システム)を申し込み。手数料は当時のレートで1,800円ぐらいでした。

AIR CANADA持ち込み手荷物は、スーツケースと小さいバッグそれぞれ1個まで

機内持ち込みの手荷物は、小さいスーツケース×1、ハンドバッグなど×1。それ以上の荷物は持ち込みが許可されず、預ける場合は有料です。わたくしはすべて機内持ち込みとしたので、機内持ち込みができない物や液体の容量などに注意してパッキングしました。

カナダ(バンクーバー)での搭乗手続きは自動チェックイン機でした。搭乗手続きを済ませ立ち去ろうとすると、どこからともなく係の人がやってきて「荷物が大きすぎるので預けて」と指示を受けました。荷物が膨らみ過ぎていたためでした。パッキングを綺麗に済ませ、指示された「そこにバッグが入れば持ち込んでもいいわ」といういう金具内にスーツケースを入れ、無事に機内持ち込みが許可されました。

手荷物預かりは有料、機内持ち込みは無料

手荷物を預けるのは有料だからでしょうか。2/3ぐらいの搭乗者は、機内持ち込みできるサイズのキャリーバッグを持っていたようでした。しかしそれほど多くのキャリーバッグを機内では収納する場所がないので、飛行機の入口で「機内持ち込み」のキャリーバッグを集められました。その後まとめてカーゴ室に収納されたと思われます。

というのは到着地に着き飛行機を降りると、これから飛行機に乗るの?」というぐらいの行列が飛行機の出口から出きていて、皆さん「機内持ち込み」のキャリーバッグを待っていたのです。カーゴ室から一つひとつ手作業で、係の人が飛行機の出入り口までバッグを運んでくれていました。

チェックイン荷物を有料にしたために多くの時間とマンパワーが使われていているのを見ると、以前のようにチェックイン荷物(1個まで)無料に戻した方が経費削減になると思います。とにかく驚いた光景でした。

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