海外旅行保険が役にたつのは、現地で病気になった時や、事故にあった時だけではありません。人のものを壊したり怪我をさせた時にも使えます。
私はよく仕事で海外へ出張に行っていました。ホテルのロビーや会議室でくミーティングをしたり電話をしたりの毎日でした。観光する時間がなかったので、事故にあうことは考えていませんでした。
仕事は夫婦で自営なので、渡航はだいたいいつも夫と一緒でした。
旅先で他人の電源アダプターを壊してしまった
2011年2月、夫がロビーで人に呼ばれて慌てて席を立ったとき、向かいの人のパソコンの電源アダプターを蹴ってしまったのです。
相手は夫の後輩でした。
「いいですよ、いいですよ。」
と言っていましたが、日本に帰ってから電話がかかってきました。
「電源アダプターが壊れていたので半分弁償して欲しい」
とのことでした。
壊れたのはMacのノートパソコンの電源アダプターで、1万円でした。思わぬ出費です。ただのコードをたった1回蹴っただけで1万円。
しかし、壊したのはこちらなので全額弁償するべきだと思いました。
もしや保険がきくのでは?
ここで私の中にふとした閃きが浮かびました。保険がきくんじゃないかな?!ということです。保険とは、もちろん発つ前に入る海外保険のことです。以前、スーツケースを壊されたときに保険で直してもらったことがあったのです。
説明書を読みなおしてみると、「他人の物を壊したとき」という項目があり、すぐに保険会社に電話をしました。結果、保険で全額、払ってもらえました。
海外でなにかあったら保険の説明書に目を通すこと
保険に入っていても知らずにいたら、そのまま自分達で払って弁償していたと思います。なので、何かあったときには、まず、保険会社の説明書に一度目を通すことをお勧めします。
今回は、自分たちの方が他人の物を壊してしまったときの話でしたが、人に怪我をさせてしまったときにも保険は使えます。
AIUなら、持病や通院中の怪我や病気にも保険がきく
ちなみに保険会社は「AIU」です。海外旅行保険の会社はいくつかありますけど、うちはいつも「AIU」でした。
最初のうちは何もわからず、いつも成田空港に行ってから一番すいているカウンターの保険会社に入っていたのですが、何度もの渡航でAIUが便利なのではないかと思うようになり、いつの頃からか保険はAIUになりました。
理由の一つは、AIUだけは持病や通院中の怪我や病気にも保険が適用するからでした。持病といっても大げさなものではなく、例えばハウスダストや、関節痛も持病なんですよね。