ゴールドカードで“IASS EXECUTIVE LOUNGE”が利用できる、ビールが無料で飲める

成田空港 IASS EXECUTIVE LOUNGE 1

空港に「ラウンジ」という特別待合室があることに私が気付いたのは、海外一人旅も20回を超えたあたりでした。

私は長年JCBカードを利用していて、成田空港(NRT)に着いて飛行機のチェックイン手続きを終えると、いつもJCBカウンターに立ち寄っていました。旅行先のJCBカード加盟店で使えるお得なクーポンをもらえたり、旅行中に使えるちょっとした便利なグッズをもらえたりするからです。

ゴールドカードでラウンジが利用できるなんて知らなかった!

あるとき、そのカウンターでふと、
「ゴールドカード会員様へ ラウンジでごゆっくりおくつろぎください」
という案内板が目に留まりました。

このとき私が持っていたのは、ゴールドカード。
「このラウンジ、私も利用できるんですか?」
と聞いてみると、
「はい、もちろんですよ。」
とのお返事。ええーっ!!これだけ何度も何度も成田空港に来ているのに、今まで知らなかった!!誰も教えてくれないんだものー!

この日は時間がなかったため、そのままセキュリティ・ゲートに向かいました。
次回以降の旅行のときにはよく調べて、利用してみようと思いました。

とはいえ、一人旅の時は、空港でできるだけ待ち時間を作らないことにしているため、カードラウンジに立ち寄るほどの待ち時間がある旅行は、その後もしばらくありませんでした。

それが、同行者(夫)がいるようになったり、仙台空港(SDJ)から国内線で成田まで移動したりすることを覚えてからは、空港での待ち時間が長くなり、カードラウンジを利用するようになりました。

ゴールドカードを持っているからこそ利用できるカードラウンジ。ゴールドカードは年会費が高額ですが、私はその年会費をずっと払い続けていたわけではありません。数年間は、「初年度年会費無料キャンペーン」のゴールドカードを申し込んで1年利用して解約、次の年は別の年会費無料キャンペーンのカードに入会する、ということを繰り返していました。

でも、キャンペーンが利用できるのは、各社とも1回ずつだけです。そろそろ年会費無料キャンペーンのカードもなくなってきて、来年からはラウンジ利用はできないかな、と思っていたあるとき、偶然、私の勤務先と提携の
「ビジネスゴールドカード」
に申し込めることを知りました。年会費永年無料、家族会員も年会費無料。これはイイモノ見つけた!と早速夫を家族会員にして、今後はこのカードで2人でラウンジを利用できることになりました。

ヨーロッパ旅行の前に成田空港のIASS EXECUTIVE LOUNGEへ

2013年8月のヨーロッパ周遊旅行。

出発は8:05仙台空港からで、9:00に成田空港に着いてからミュンヘン行きの便の出発12:15まで、たっぷり時間があります。カードラウンジへ行くことにしました。

国内線で成田空港に着いたあと、人の流れに乗って歩いて行くと“国際線乗継の待合室”に入ってしまいます。

ここを通ると、セキュリティゲートの行列が短く、早く搭乗エリア(セキュリティエリア)へ出られるのですが、カードラウンジはそちらにはありません。

流れに乗ったまま乗継ぎ待合室に入りそうになる夫を引きとめて、出口へ向かいます。

ラウンジへ行く理由は、無料でビールが飲めるから

カードラウンジへ行く主な目的は、私達の場合、無料のビールです。ラウンジに向かいながら、
「まだ10時前だし、私、ビールの気分じゃない・・・。」
なんて言っていたのですが、空港の中を歩いたらノドが渇いてしまいました。

国内線で成田空港に着いたときの出口は、第5サテライトの2階。場所的に、南ウイングのさらに端にあたります。そこから第一ターミナル本館5階にある「IASS EXECUTIVE LOUNGE 1」までって、歩くと結構遠いんです。

受付で、ゴールドカードとミュンヘン行きの搭乗券を提示して、入室の手続きをします。

「お飲み物は?」
と聞かれたので、
「2人とも、アサヒを。」
とお願いしました。あれっ、やっぱり普通に頼んでしまいました。せっかくのバケーションなんですから、午前中でもいただいてしまいます!

このラウンジでは、350mlの缶ビール1人1本無料です。他にはソフトドリンクも無料です。

ところどころに仕切りがあり、1人がけのソファが並んでいる部屋の、空いているところに自由に座ります。部屋自体あまり広くないですが、私のこれまでの経験では満席になっていたことはなく、話し声で騒々しかったようなこともありません。今日も静かなのは、午前中という時間帯のせいでしょうか。

しばらくすると、ビールが席まで運ばれてきました。それじゃあ、よい旅行になりますように、乾杯!さっきまでなんだか元気がなかった私ですが、ビールを飲んだら、やっと旅行気分が盛り上がってきました。

ガイドブックをほとんど読んでいなかったので、ここで電車や美術館入場料を個別に払うかパスを利用するか、等々、旅行中のことをじっくり検討しました。そして、出発の約1時間前、セキュリティゲートへ向かいました。

帰国後もラウンジへ、仙台への乗継待ち時間にビールをいただく

この旅行では、帰国のときも、また同じラウンジを利用しました。

フランクフルト(FRA)からの便の成田着は15:05、国内線の仙台行きは18:30発でした。

バゲージ・クレームのターンテーブルで荷物を受け取って税関通過、そして出口を出たあと、まずはANA国内線のカウンターへチェックインに向かいます。チェックインするには時間が早すぎるかな?とも思ったのですが、ここでは、その日出発の便、全便チェックインができるようでした。

重いスーツケースを預けて身軽になったところで、
「じゃ、ビール飲みに行こう。」

1階の端から、また本館5階にあるIASSラウンジまでは遠いですが、無料ビールのためです。今回は偶然、ラウンジ入口に最寄のエレベーターを見つけて、あまり歩かずに着きました。

受付で、ゴールドカードと仙台行きの搭乗券を提示して、入室の手続きをします。ビールもまたアサヒ。

これから出発でわくわくしている人たちを横目に、
「ドイツビールをたくさん飲んできたあとだと、日本のビールは物足りなく感じるね。」なんて贅沢なことをいいながらも、ありがたくいただきました。

この午後の時間帯も、混んではおらず、出発1時間前までの時間を静かに過ごしました。

ビールを飲むだけならカードラウンジで十分です

航空会社ラウンジですと、軽食があったり、無料のアルコール飲料の種類も多かったりするようですが、私達には、ここで十分快適です。これからも利用させていただきます。

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