期待しないで行けば満足。スワンナプーム空港のタイ国際航空ロイヤルシルクラウンジ

タイ・スワンナプーム空港(BKK)のタイ国際航空(TG)ロイヤルシルクラウンジ

2017年8月の午前1時頃に、タイ・スワンナプーム空港(BKK)のタイ国際航空(TG)ロイヤルシルクラウンジを利用しました。

タイ・スワンナプーム空港、深夜のロイヤルシルクラウンジ

ちょっとわかりにくい場所にあるラウンジです

チェックインカウンターで、ラウンジのinvitation cardと地図をもらいます。渡される地図の説明がわかりにくいので気をつけてください。

今回は出国審査からもっとも遠いゲートC10だったので、ゲートCエリアのラウンジを指定されました。

出国審査を終えたら左へ。空港内の案内表示に従い、Cエリアを目指してずんずん進みます。A,B,CエリアがわかれるT字路を右に曲がり、さらに直進。Cエリアに入る2列の短いエスカレーターを降ります。目指すラウンジは、このエスカレーターの真後ろです。くるっと後ろに回り込んでください。

私はチェックインカウンターでもらった地図をあまり真剣に見ないで、そのままCエリアを直進し、ゲートエリアの行き止まりが見えそうになった頃に
「しまった!この先にラウンジはない!」
と焦って戻りました。

エスカレーターの裏側に回りこむように進むと、離着陸案内の電光掲示版を挟むように、左右対象に通路があります。

タイ・スワンナプーム空港(BKK)のタイ国際航空(TG)ロイヤルシルクラウンジ

向かい合うように、「タイ航空Royal Silk Lounge」。目指すラウンジは、向かって「右側」です。左側のラウンジは、夜間は閉鎖しています。

エントランスには、タイ航空とスターアライアンスのマークしかありませんが、ワンワールド系ステイタスホルダーも利用できるようです。

利用者はビジネスマンが多い

利用者は、ビジネス客風の中東系男性が約10名、プライベート旅行の中華系ファミリーが1組、日本人女性1名(筆者)でした。

お酒や料理に期待はしないで

タイ・スワンナプーム空港(BKK)のタイ国際航空(TG)ロイヤルシルクラウンジ

キッシュなどの揚げ物やソーセージ、海老ワンタンスープ、サンドイッチ。デザートはチョコレートケーキ、カットフルーツ。
深夜なので種類が少なかったのかもしれませんが、乾燥していたり、私にとって食べたいと思えるものがひとつもなかったりで、残念でした。

ドリンクは、普通のコーヒーマシン、紅茶はリプトンとTWININGSのティーバッグがありました。その他はオレンジジュースやアップルジュース、トマトジュース。生搾りではなく、市販のジュースです。お酒の品揃えは、とくに珍しいものはありませんでした。シャンパンもありません。炭酸飲料もラウンジ定番のラインナップです。

使いにくい、PCやスマホ充電用のコンセント

コンセントは、ソファ4脚につき1箇所だけ。しかもソファ背中側の床にあるので、かなり長めのケーブルじゃないと届きません。昔ながらの、オフィス会議室のコンセントのようです。

ソファは3種類、お好きな席にどうぞ♪

タイ・スワンナプーム空港(BKK)のタイ国際航空(TG)ロイヤルシルクラウンジ

ソファは3種類あります。タイ航空らしさを醸し出す紫色のソファ、ゴールドカラーのソファ、そして、紺色のソファ。

紫色と紺色のソファは硬すぎず柔らかすぎず。ゴールドは少し硬め。紫色のソファは、かなりへたって座面が下がっているものもチラホラあったので、場所取りの際にはちゃんと選んだほうがよいと思います。

ほほえみの国なのにスタッフの対応はいたって普通

フロアにいたのはウェイトレス1名、片づけ係1名、トイレシャワー掃除担当1名、受付1名。対応は、可もなく不可もなく。タイは微笑みの国と言われますが、このラウンジはとびっきりの笑顔があるわけでもなく、ホスピタリティはとくに感じませんでした。深夜だったので疲れていたのかもしれませんね。

シャワー室、クーラーが効いているので寒いかも?

タイ・スワンナプーム空港(BKK)のタイ国際航空(TG)ロイヤルシルクラウンジ

シャワールームは男女兼用2部屋。まずシャワー室に続く廊下が暗く、陰気なムードが漂っていました。シャワー室内も冷房効いてて寒いです。掃除があまり丁寧ではなく、直前に利用者があったわけではないのに水滴が飛び散ったままでした。

タイ・スワンナプーム空港(BKK)のタイ国際航空(TG)ロイヤルシルクラウンジ

アメニティーが、タイ高級スパブランドTHANN(ターン)だったことと、水量が結構強いかったことはうれしいポイントです。

意外とサクサク動く、ラウンジ内のFree wi-fi

受付でレシートを渡されるので、その情報を入力すれば簡単に接続できます。ストレスを感じない程度にサクサク繋がりました。(利用者が少なかった時間帯のせいもあるかもしれません)
またビジネススペースとして、デスクトップ設置のパソコンブースが5つあります。

あまり期待しないで行きましょう

本当はワンワールド系のキャセイパシフィック航空(CX)のラウンジを利用したかったのですが、スワンナプーム空港のキャセイラウンジは19時で閉まってしまうため、今回は利用できませんでした。

今回のタイ国際航空ロイヤルシルクラウンジ(ゲートCエリア)はラウンジとして最低限の設備は整っていましたが、ときめきは感じなかったです。タイ・スワンナプーム空港の深夜発フライトの際は、ラウンジに期待しないほうがいいかもしれません。

■ ラウンジの評価:★☆☆☆☆

理由;全体的に設備やインテリアが古く、照明も暗い。食事も質素で、これから旅行なのにテンションが上がらない、また利用したい!と思えないため

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