アタテュルク国際空港(IST)のあるイスタンブールはヨーロッパ、中東、アジア、アフリカの中間点にあります。アタテュルク国際空港はターキッシュエアライン(TK)のハブ空港でもあり、とても大きな空港です。
2014年12月に、アタテュルク国際空港の世界最大級とも言われるラウンジ””Turkish Airlines International CIP Lounge”を利用しました。このTurkish Airlines International CIP Lounge(THY Lounge Istanbul)は、ターキッシュエアラインとスターアライアンスメンバーのラウンジです。イミグレーション(出入国管理)を出て左方向のターミナルビル東端付近にあります。
壁一面の大きさの入り口に驚き!
入口は壁一面の大きさで、他の空港同様に小さな入り口を想像していた自分にはすぐにはわからず、ちょっと迷ってました。中に入ると正面に受付カウンター、左方向に自動改札機のようなゲートがあります。ここにチケットの2次元バーコードを当てるとゲートが開きます。すぐ脇には無料のロッカー。しかも透明でわかりやすい。防犯面も考慮しているのでしょうか。
丸いデザインの仕切りが美しいラウンジ内
そして目を引くのが、丸いデザインでそれぞれ仕切られた部屋のような雰囲気!
ビリヤード台に本棚という秀逸なセンス、それらを引き立たせるのは、天井の高さと広さです。とてもエグゼクティブな雰囲気。日本ではありえない広さです。シドニー、バンコク、フランクフルトなどのラウンジと比べても桁違いです。どこに座ろうか迷ってしまいました。
左方向、奥に進むと下フロアへの大きな開口部がみえました。2層構造だったのですね。またまた驚きです。
のぞきこむと、ピアノにゴルフマシン、大きなレースゲームやテレビゲームなどのゲームセンターのようなものがみえます。無料で利用できるようです。上のフロアでももちろん軽食などは可能です。しかも各所に設置してあります。とても便利でした。
シェフがその場で調理する温かいトルコ料理は種類が豊富♪
一息ついてから探検がてら下りてみると、数百席はあるダイニングとたくさん種類の温かい食事。もちろんドリンクやアルコール、樽から注ぐワインもあります。
食事はその場でシェフが作っています。肉類魚類もありましたが、野菜や豆類が多く体に良さそう。デザートもいろいろあります。トルコの伝統的なものなのか、見たこともないものだらけです。
上からは見えなかったのですが、数十人規模とはいえ映画館もありました。数日滞在していても飽きないでしょう。いやむしろ滞在してみたいと思いました。
後日調べてみると、6000㎡で1,100人が滞在可能でした。おまけにシャワールームやプール、ベッドも完備なのだそうです。すごい!すごすぎです。一生に一度は利用してみるべきラウンジなのだと心の底から思いました。
ちなみにラウンジから遠い搭乗口もありますので、出発時間には十分ご注意を。