マイル修行2ヶ月でANAマイレージクラブのプラチナ会員に。ついにSFCカードを手に入れる

ANAマイレージクラブ、マイル修行2ヶ月でプラチナ会員

ANAマイレージクラブ、入会している方は沢山いらっしゃるのではないかと思います。飛行機の搭乗以外でも提携先のホテルに宿泊、レストランで食事、ショッピングサイトでお買い物などをして、効率よくマイルを貯めることができます。

さらに日々の暮らしで使うお金をクレジット決済、Edyやnanakoなど電子マネーを使用して貯まったポイントをマイルに引き換えることができます。日々の生活で貯めたマイルで無料国内・海外旅行へ出掛けることを夢見て、マイレージを貯めることに楽しさがあります。

ANAマイレージ会員の魅力とは?

ANAマイレージ会員の最大の魅力、年間搭乗実績に応じて、ダイヤモンド、プラチナ、ブロンズの上級会員制度があり、ダイヤモンドとプラチナ会員はラウンジ使用、優先チェックイン、アップグレードの権利、座席指定の優遇、アップグレードなど沢山のベネフィットが享受できます。

また、もう一つの魅力として、貯めるマイレージにボーナスポイントが付与されます。従って、乗れば乗るほどマイルが沢山貯まります。

上級会員専用「SUPER FLYERS CARD(SFCカード)」が持てる、ANAマイレージ・プラチナ会員になるには?

この上級会員になるには、マイレージとは別の「プラチナポイント」で一定のポイントを貯めなければなりません。プラチナポイントとは搭乗した距離と運賃に応じて付与されるポイントです。

ポイント数は国際線ではファースト、ビジネス、エコノミー普通運賃、国内線ではプレミアムクラス、普通席普通、往復、ビジネスきっぷ、シャトル往復運賃など高い運賃には多めに付与されますが、正規割引運賃などは付与ポイントが減少します。マイレージ無償航空券や一部の団体割引運賃などはプラチナポイントの対象外です。

一年で必要なプラチナポイント数、ダイヤモンド会員は10万ポイント、プラチナ会員は5万ポイント、ブロンズ会員は3万ポイントが必達条件になります。ダイヤモンド、プラチナ会員に達成したとき、ANAカードの上級会員専用カード「SUPER FLYERS CARD(SFCカード)」を持つことができます。

SUPER FLYERS CARD(SFCカード)を1度取得すれば永続的に上級会員サービスが受けられる

一度このカードを手にしてしまえば、翌年が上級会員必達ポイントを貯められなくてステータスが落ちてしまっても、SFCカード保持者という上級会員のカテゴリーに収まります。つまり一度ダイヤモンド、プラチナ会員になってSFCカードを取得してしまえば、SFCカードを持っている限りは永続的に上級会員としてのサービスを受けることができるのです。

2013年からは「ミリオンマイラープログラム」制度が開始され、これまでANAマイレージクラブに入会してからの総飛行距離に応じて、上級会員プログラムサービスが受けられるようになりました。

さて私は1997年以来20年弱に渡りANAマイレージクラブ会員ですが、国内線の搭乗回数がそれなりでも上級会員になれるほどプレミアムポイントがありませんでした。いいところでブロンズ会員止まりでした。ビジネスクラスや国内線プレミアムクラスでラウンジや優先搭乗などサービスが受けられることがあっても、旅行のほとんどがエコノミークラスです。

2015年2月、プラチナ会員になる修行を始める

2015年の2月、転職をするときに前職の有給休暇を1カ月ほど取りましたので、時間があるこの際にプラチナ会員になろうと修行を始めました。また手元にアメリカンエクスプレスゴールドのANAカードを持っていましたので、このカードを後の「SUPER FLYERS CARD」に切り替えようと思いました。

ANAマイレージクラブ、マイル修行2ヶ月でプラチナ会員

修行をするにあたり、行程は日帰りか多くても1泊で行うこととしました。独身であれば国際線を絡めて旅行をしながらの長い日程の修行ができますが、結婚しているとなると長く家を空ける訳にはゆきません。

修行ルートは東京―沖縄線をメインに選択しました。飛行距離が長いことはルート選択で重要なことですが、一日の便数が多いということも大切です。帰りの予約が取れない、機材故障などのアクシデントで振り替えが取れないというのは非常にピンチです。

さておおまかな修行ルートを決めましたが、今度は効率よく「プラチナポイント」を貯めなければなりません。プラチナ会員に必要なポイント数は5万ポイントです。

金券ショップでANA株主優待証を購入、株主割引運賃で効率よくプラチナポイントを貯める

東京―沖縄で一番稼げる運賃はプレミアムクラス普通運賃で片道3,352ポイント付きます。往復で6,704ポイントも貯まりますが、片道5万5千円もします。これは幾ら何でも高すぎです。普通席の普通運賃の場合、片道につき2,368ポイントで運賃は4万6千円、往復運賃は4万1千円です。

特割以下、安い運賃になるにつれプレミアムポイント付与率が一気に落ちてきます。そこで目に付けたのが「株主優待割引運賃」です。金券ショップでANA株主優待証を購入して、株主割引運賃で飛行機に乗るのです。プレミアムクラスにこの運賃の設定があり、プレミアムクラス普通運賃の約半額、2万8千円で乗ることができます。しかもプレミアムポイントは片道2,860ポイントも付くのです。

往復で5,720ポイント獲得、単純に9往復すると5万ポイントを超しますのでプレミアム会員のステータスが維持できます。
また当時運がいいことに、ANA株主優待証は金券ショップの業界で在庫がだぶついていたため、1枚2,000~3,000円で販売されていました。この金額で飛行機運賃が約半額になるのはとても嬉しいです。

ana3

さて前職の引き継ぎを終えて、2月1日より溜まっていた有給休暇の消化に入りました。2月2日に大阪へ用事がありましたので早速ANAで予約を取りました。

普通席で予約を入れたのですが、このとき注意することが一点あります。ANAのプレミアムポイントは、運賃と距離によって計算された数字に路線倍率という項目を乗じます。路線倍率について国内線は2倍、ANA自社便のアジア・オセアニア線で1.5倍、その他の路線やコードシェア便利用の場合は1倍となっています。
従って国内線の場合は、飛行距離と使った運賃を掛けた数字に路線倍率2倍をした数字が片道あたりのプレミアムポイントです。

ANAカードを持っている場合はベーシックなANAマイレージ会員よりも多いプレミアムポイントが獲得でき、ゴールドカードの場合は更にポイント数が多く付与されます。

そして普通運賃や往復運賃、ビジネスきっぷなど、単価が高いマイルが100%溜まる運賃は、上記で計算されたポイント数に400ポイント更に加算されるのです。

旅割など事前購入運賃には付与されませんが、搭乗日前日まで購入できる特割はこの400ポイント加算の対象になります。また、東京―大阪線はシャトル往復割引運賃という当日購入可能な専用割引運賃があり、これも対象となります。私は帰りの予定が変わる可能性があったので、予約変更可能なシャトル往復割引運賃で大阪往復をしました。この日は片道1,100ポイント、往復で2,200ポイント獲得しました。

大阪往復した3日後の2月5日に本格的な修行に入りました。羽田7:50発のANA463便で沖縄に飛び、16:45分発のANA472便で羽田に帰るというコースです。オフシーズンの平日でしたので、搭乗前日でもプレミアムクラスには空席があり、プレミアム株主割引運賃で予約が取れました。

2月の寒い東京からやって来た沖縄は20℃と非常に暖かな陽気でした。こんな暖かい沖縄に6時間しかいられないのは、何だかとても勿体ない気がしてなりませんでした。せめてものの沖縄満喫でソーキそばを食べて国際通りを散歩して、後ろ髪を引かれる思いで沖縄を後にしました。この日のプレミアムクラスポイント5,720ポイント、累計7,920ポイント。

そして翌週2月9日月曜日、前回と全く一緒の便で沖縄往復をしました。爽やかで暖かな沖縄の天気を少しだけ触れて、そのままとんぼ返りは精神衛生上非常によろしくないことに気付き始めました。カメラ片手に沖縄の街並みを撮影して回りました。この日のプレミアムポイント5,720ポイント、累計13,640ポイント。

ana4

さて修行は本格的に進行します。2月9日の3日後12日より、1泊にわたりとんでもないルートで修行に入りました。まず羽田6:10分発の始発ANA461便で沖縄に渡り9時着、折り返し羽田行き11時30分発の462便で羽田12時30分着、14時35分発の475便で17時20分に再び沖縄です。
一便当たり2時間のインターバルを設けましたが、これは万が一飛行機が遅れても乗り遅れない様に長めに設定しました。

一日3回も同じ路線で比較的長距離の飛行機に乗っていると、自分が今何処に向かっているのか分からなくなります。もう少し緩く修行のコースが選べたのではないかと思いつつ、3便目の飛行機の中では爆睡をしていました。

しかし今晩はようやく夢見た沖縄滞在です。モノレールで見栄橋に行き、国道58号線沿いにあるハイウェイ食堂で大きなステーキを食べました。この日のプレミアムポイント8,580ポイント、累計22,220ポイント。

翌日は石垣島を往復してから、羽田に戻るコースを取りました。沖縄―石垣間はSKYMARKとの競合で、一部の便の特割5,000円で販売していたのです。沖縄から約50分で石垣島です。2月と思えぬ暖かさに、とんぼ返りという旅程が如何に勿体ないか心より思い知ります。この日のプレミアムポイント沖縄石垣往復1,540ポイント、沖縄羽田2,860ポイント、累計で26,620ポイント。やっと目標ポイントの半分を超えました。

そして翌週、暖かい石垣島を満喫したく1泊2日の行程で出掛けます。石垣行きプレミアムクラスに1席の空席があったため、6時20分発のANA89便で一気に石垣に行きます。台湾に近いだけあって、飛行時間は3時間30分程掛かりました。プレミアムクラスは朝食が出ますので、これは非常にありがたかったです。

10時前に石垣島到着、島内観光の前に5,000円の特割便で沖縄を往復してきました。羽田石垣3,460ポイント、石垣沖縄往復1,540ポイント、累計で31,620ポイントです。石垣島では民宿に泊まり、美味しい泡盛をご馳走になりました。東京では初夏の気候が石垣では2月に味わえます。

翌日、始発便と折り返し便で沖縄往復をしてから帰る予定でしたが、前日の深酒で寝坊してしまいました。起床した時刻はまだ予約便が出発前だったので、石垣沖縄往復を予約サイトで取り消しをしました。特割は払い戻し手数料以外に取り消し手数料も掛かりますが、かろうじて出発前だったので往復3,000円の手数料で収めることができました。

午前の石垣往復以外に、元々帰るために予約していた18時発の沖縄行きと、乗り継ぎの東京行きまで時間が出来たので、島内をゆっくり散策しつつ八重山そばを食べていました。この日は石垣―沖縄―羽田で3,630ポイント、累計で35,250ポイントでした。

ana5

2月も後半に差し掛かり、修行も終わりが見えてきました。

一週間の間に2回も外泊をしてしまい、妻より訝しげな視線を浴びたので今度一週間後の2月23日月曜日、久々(!?)の羽田―沖縄単純往復です。

いつも予約している羽田発7:50のANA463便プレミアムクラスが満席だったので、次の8:30発の便で沖縄に向かいます。1か月の間にこんなに沖縄を出たり入ったりしていると、自分が沖縄で生活している様な気分になります。この日のポイントは5,720ポイント、累計で40,970ポイントです。ようやく、残りが1万ポイントを切りました。

次の会社の入社予定日が3月16日ですので、3月に入ると入社前準備で忙しくなります。3月の頭のうちに5万ポイントを貯めておきたいところです。2月下旬になると、沖縄往復の飛行機予約が満席続きです。春の沖縄旅行需要が多くなっている様です。

何とかキャンセル待ちをねじ込んで、この週の週末27日にもう一回沖縄単純往復をしてきました。この日のポイント5,720ポイント、累計で46,690ポイントです。あと1往復でプラチナ会員達成、いよいよリーチです。

そして3月3日最後の修行往復に出ますが、就職前の旅行に出ようということで、妻と同伴で沖縄に2泊3日で沖縄に出掛けました。この1カ月の間に沖縄を7回往復していましたが、ようやくここで初めて沖縄の観光スポットを巡る旅となりました。往復5,720ポイント、累計52,410ポイント、やっとプラチナ会員の仲間入りです。

さてこれでプラチナ会員となり、手持ちのアメックスゴールドANAカードを「SUPER FLYERS CARD」に切替出来るかといえばそうではなく、年度が終わる3月31日まで待たなければなりません。そして4月1日、ANAホームページの個人ページがプラチナ会員ステータスになっていることを確認しました。ANAカードデスクに連絡してカードブランド変更の手続きに入れました。申込をしてから約1週間でアメックスゴールドANA・SFCカードが到着しました。

今回この修行で航空券代52万円、株主優待証代で4万8千円、総額56万8千円を費やしました。航空会社のステータスを得るためにここまでやる必要があるの?という声がありますが、それはごもっともだと思います。しかし今後も年間それなりには飛行機には乗るにしても、ステータスを獲得する程まで乗らないという状況であればSFCカードを取得し、年会費を払って高ステータスを維持することは大きく役に立ちます。

現在は月に1度大阪へ飛行機で出掛けていますが、ラウンジの利用や優先搭乗、前方の座席指定が可能、そして満席の場合でも空席待ちが有利というベネフィットはとても大きいです。また年末に台湾へ出掛けたときにビジネスクラスへアップグレードされました。

多分この様な修行をすることはこの先ないでしょうが、得たものも大きいという意味ではとても有意義な修行ライフでした。

ana7

もし修行をお考えの方がいらっしゃれば幾つか注意点を申し上げます。昨年と比較してプレミアムクラス株主優待運賃は高い傾向があります。羽田沖縄線は昨年同時期よりも2千円値上げして片道3万円になっています。また今年よりハイシーズンは株主割引運賃の座席数に制限が入ります。

金券ショップの株主優待証の価格が昨年の春以降値上がりに転じ、一時は1枚6千円の値が付いてしまいました。ここ最近では1枚4,000~5,000円の間で推移していますが、それでも昨年2月より1.5倍以上の値段です。ご自分に合った効率的なルートで修行しましょう!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加