2014年の9月11日から10月25日に、韓国釜山広域市に遊びに行って来ました。
韓国への旅行は数回目でした、今回は旅行期間が長かったので、万が一の時のために、損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険に加入しました。念のために入った保険…それをまさか使う事になるとは思ってもいませんでした。
今回の旅行は日本で知り合った韓国人の友人たちに会いに行くのが目的でした。常に韓国人の友人がそばにいて、リラックスしていたのが今回のトラブルの原因だと思います。また文化や服装が似ているので、あまり警戒していなかったのも原因です。似ていてもそこは海外、注意を払うべきでした。
釜山駅広場で携帯電話操作中にセカンドバッグを盗まれる
その日は、韓国人の友人と釜山から韓国版新幹線(KTX)とバスに乗り良洞民俗村(ヤンドンミンソンマウル)に日帰り観光です。楽しい時間はあっという間に過ぎます。一緒に出掛けた友達と釜山駅で解散して釜山駅の前にある広場のベンチに一人座り、一緒にご飯を食べる約束をしていた別の友達に、携帯電話でメールを送ります。
友達とも無事に連絡が取れ「さて移動!」と、自分の横に置いてあったボストンバックに手をかけると、ボストンバックの上に置いてあったはずの小さなセカンドバッグがなくなっている!何故ないのか分からずキョロキョロとベンチの周りを見回したのですが、やはりセカンドバックは見つかりません。冷静に考え、携帯を扱っている時に目を離し盗難にあったことに気が付きます。
セカンドバッグにはデジタルカメラや化粧ポーチが入っていました。幸いなことにお財布とパスポートは肩からかけていたショルダーバッグに入っていたので無事でした。
保険会社に電話後、警察に盗難届けを出す
その日の夜に保険会社に電話して、これからどうすればいいかを聞きました。同行者がいれば盗難を証明できる、同行者のサインでも大丈夫ですと言われました。しかし、その時間私は一人だったのです。次の日、現地の警察へ行き盗難届を出すことにしました。
警察では「どこで」「いつ」「なにを盗られた」など聞かれ、1時間程度で書類を作成してもらえました。警察では「どうして盗難届の書類が必要なの?」「なんで盗まれたの?」なども聞かれ、英語で説明するのが大変でした。
帰国後に保険金を受け取るための手続きをする
帰国後、再度保険会社に電話をしました。
まさか保険を使うことになるとは思っていなかったので、保険ガイドブックについていた申請用紙を捨てていました。保険会社から携行品損害の補償を受けるために必要な書類を送ってもらいました。到着まで3日ほどで届き、返信用封筒も同封してありました。
盗まれた、買ったばかりのカメラと1年前に買ったポーチについて。必要事項に記入します。インターネットショップの購入履歴からカメラの領収書をプリントアウト、ポーチは同じ商品をインターネットから探し、写真をプリントアウトします。
- 必要書類
- ポーチの写真
- カメラの領収書
- 現地で警察に作成してもらった盗難届
を返信用の封筒に入れて保険会社へ郵送し、入金の連絡を待ちます。
提出後は保険会社から一度だけ、書類到着時に入金確認予定日の連絡がありました。その後1週間ほどで保険代金支払い額のハガキが届き、2週間ほどで指定口座にお金が振り込まれました。
今回は海外旅行保険に入っていたおかげで買ったばかりのカメラを買い替えることが出来ました。しかし、友達と行った良洞民俗村の写真が無くなってしまったのは、本当に痛い思い出です。